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旅のしおりとLLR履歴から「1日の予定表」を作る

🚀型を組み合せることで、AIは「自律的に型に当てはめる」ことができる

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goryugo
5月 04, 2026
∙ 有料

4月25~26日の東京出張(リアルイベントなど)の準備は、かつてないくらいAIが役立ちまくりました。

AIの効果が一番大きかったのはセミナー用の資料作りだったんですが、まあこれは誰が考えても「そりゃそうだろう」という結論でしょう。(すでにAIに関する「自分の意見」は、セミナーで使うには十分なレベルで整理されていた)

なので、この普通のことは置いといて、それとは別で今回面白かったのが「旅のしおり」関連のことだったのです。

一つはいわゆる「旅程」とか「持ちものリスト」に関するもの。

こういうの、ほとんどの情報をノートに貼り付けといて、AIに「整理して」ってお願いすれば、非常にいい感じに整理してくれる。

とても素晴らしい。

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会場案内だったりのメール作成なんかも、ほぼ100%お任せできるし、きちんと「リンクでつないで整理」とかもしてくれて、非常にありがたい。

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ただまあ、ここまでは大変素晴らしいけど、これまでのAIの進歩を考えたら、できて当然というか、なんならもっと先まわりして全部やってくれるようになったらありがたいのになあ、と思ったくらい。

超適切なデイリーノートを作ってくれた

今回一番面白いな、と思った(そして実際に役に立った)のは、この情報を元にして、AIが「適切なデイリーノートを作ってくれた」という話です。

このおかげで、旅行時には常に「デイリーノート見といたら大体のことがわかる」し、そのおかげで気兼ねなくデイリーノートにメモを書くこともできるようになった。

基本的に、旅行の時って、大抵ほとんど「記録」が残せないんですよ。

外にいてスマホを触る機会が少ないからとか、人と会う機会が多いからそこでスマホいじるのは控えるとか、まあいろいろあるんですが、たぶん理由はそれだけじゃない。

大前提となる「予定」みたいなものがちゃんと記録できる予定になってなかった。

「日常」は、基本的にやることが決まっているけど、旅行・出張はほぼすべてが「いつもと違うこと」になって、LLRの「ルーチン」が役に立たないことが多い。

で、試しに生成AIに「過去2日くらいのデイリーノートと旅程とかを確認して、4月25日と4月26日のデイリーノート作って」って言ってみたら、めっっっちゃいい感じのノートを作ってくれました。

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再現画像なんで一部リンクなんかは壊れているんですが、特に素晴らしいと思ったのが、不慣れな移動経路の電車の乗り換え時間とかの情報も一緒にきちんと書いてくれたこと。

厳密に言えば、ここははじめて行くところだから、もうちょっと丁寧な情報が欲しい。けど「初回」でこれだけできているならまあ上々でしょう。

セミナーで使うメモとかも、デイリーノートからちゃんとリンクしてくれているし、昼ごはんやら晩ごはんは、勝手に過去データから学習して、普段と同じ形式で作ってくれている。

結果として、まあ予想通り、旅行中の記録はけっこう適当でした。ちゃんと記録してたのは行きの電車だけくらい。それでも(普段ならほぼできない)就寝時間なんかもちゃんと記録に残せたり、合間合間でメモを残したりできたのは上出来です。

なによりもとにかく「ここから辿れる状態」をほぼ自動作ってくれた、というのがとてもすばらしい。

以下は「AIはどのように考えてこのノートを作ったのか」というのをAI目線で語らせたものです。(ALPsというのは、ごりゅごが今作っている新しい「仕事ノート」のフォーマットの名前。あいつらはきちんと指示を出さないと、こういう内輪のことばをすぐ勝手に使う。LLRはごりゅごが作った記録とroutine管理のためObsidianプラグイン)


AI側から見た風景

ここから先は、AI(Claude)の視点で、実際に何をやっていたかを書きます。

まず出張ALPsを読んだ段階で、骨格は見えました。初日の朝に家を出て、昼前に合宿会場の最寄駅に着き、会場泊。翌朝に会場を出て都内へ移動、午後に自主催のセミナー、懇親会のあと夜の新幹線で帰る。時刻と場所の固定点は、ここで全部手に入ります。

次に、リンクされていた子ノート「旅程・持ち物リスト」を開きました。ここに、もっと細かい乗り換え情報が書かれています。「10:26/10:36 ○○駅 ○○線快速 ○○行」——このスラッシュ区切りは「到着/出発」の意味だと推測できました。2つの時刻のうち後者を「その駅を出る時刻」として拾い、デイリーの午前セクションに並べていきます。

同時並行で、直近のデイリーノート(4/20と4/21)を読んで、LLRの形をインプットしました。見出しの粒度、タスクの書き方、時刻の前置の仕方、絵文字WikiLink(🥢昼ごはん とか)の扱い。ここで「LLRのデイリーはこういう見た目である」という型が頭に入ります。

型と中身が揃えば、あとは組むだけです。

ただ、組むときに一つだけ判断が要りました。日常のルーチン(朝の音楽練習、皿洗い、睡眠時間スクショ)を、出張デイリーにどこまで入れるか。これは「LLRが当日自動展開するなら、手で書かなくていい」と判断して、最小限の 🏥睡眠時間スクショ と 🛁お風呂 だけ残し、残りは省きました。旅先の文脈に関係ない家事ルーチンを並べてもノイズになると思ったからです。

そして、旅程にしかない要素——新幹線の座席番号、会場チェックイン、セミナー本編の各セッションへのWikiLink、懇親会の枠——これらは出張ALPsと旅程ノートから拾って、時系列順に並べました。

こうやって、初日と2日目の2枚のデイリーが出来上がりました。

LLR+旅のしおりによって精度が上がる

おそらく今回いい感じに機能した理由は「旅のしおり」と「LLRのサンプル」という2種類の軸の事例を見せられたことなんじゃないかな、と感じました。

旅程や持ち物だけを渡しても、AIは情報の並べ方がわからないし、LLRの過去データだけを渡しても、当然ながら旅程を書き込むことなんてできない。

ものすごーーーーーく普通のことなんだけど、結局これって「ちゃんとデータがあれば(ある程度)AIはちゃんと仕事してくれる」ということの一つの事例として、非常によいものになったんじゃないのかな、と感じました。

これは、以前のデイリーノートとAIで始める知的生産の新しい形とか、タスクが「手順書」になるとも思いっきり繋がる話。

AIと一緒にうまく仕事を進めるコツは、結局どれだけ「ちゃんと私のデータがあるか」にかかっている。

だから、まずはAIが理解しやすい「テキスト」という形で、できるだけ「わたしのこと」を書いておき、可能な範囲でそれを整理しておく。

LLRというプラグインは、もともと自分の「今日1日の記録を残しやすくする」ために作ったものでした。

ただ、この記録が副次的に「AIが読みやすい記録の形」としても機能してくれて、それを参考にしてAIが仕事をしやすくなってくれている。

LLR、思ったよりすげえかもしれない。作った時はただ「自分が便利になるための道具」なんですが、これは「組み合せ」によって、想定以上の効果が得られるものになるんじゃないかと、かなり期待できるツールになってきています。

👉 AI時代の記録の価値を高めるObsidianのプラグイン「LLR」を作りました

サンプルノートを公開します

今回から実験的に、記事で出てきたサンプルのノートを(できるだけ大目に)公開する、というのをやってみようと思います。

基本は、ペライチのページに、サンプルノートをダウンロードできるリンクを置いておきます。

いちおう「ノートをそのままObsidianに組み込める」(すなわちAIに「これを参考にせよ」という指示が楽にできる)ことが「よいこと」なのかなと思うんですが、単純にダウンロードなんてめんどくさいわいという人に向けて、リンク先のページではブラウザでノート全部がプレビューできるようにもしています。

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生成AIのおかげでこうした仕事はほぼめんどくささゼロで実現できるので、評判がよさそうであれば今後もこうした方式でやっていこうと思います。

(パスワードとかはかけてないですが、一応URLをSNSでシェアしたりとかするのはご遠慮ください。記事自体のSNSシェアは歓迎です!)

  • 公開日: 2026-05-01

  • 同梱ノート数: 6本(出張ALPs / 旅程・持ち物 / LLR 4-20・4-21 / AI生成 4-25・4-26)

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