2023年9月のApple系アップデート(iOS17など)で、Apple標準のメモ帳にリンク機能が追加されました。
Obsidianが大好きなごりゅごとしては、普段から「メモ」として使っているAppleのメモ帳でノートリンクが使えるようになったことは大変嬉しい。
とは言え、リンク機能が使えるようになったからといって、メモ帳のリンク機能がObsidianと「同じ」になるわけではありません。
実際にメモ帳アプリを使ってみてどうだったのか。そもそも普段どんな目的で、どんな風にメモアプリを使っているのか。そんなことをまとめたいと思います。
ノートリンク機能はまだ「おまけ」レベル
とりあえず結論だけを先に書いておくと、Appleのメモ帳で使えるノートリンク機能はまだまだ「おまけ」レベルのものでした。そもそもノートリンクを作る機能を「呼び出しにくい」から、Obsidianのように気楽にリンク機能を使おうとすると面倒くさいことが多いという印象です。
(そもそも、ノートリンクをどうやって作るのか、ということろから難しい。ショートカット「⌘+K」とか、Macの右クリック、iPhone,iPadなら空欄タップでメニューを呼び出してリンクを追加、というのを選ぶ、という方法が必要)
詳細→111:Apple標準メモのノートリンク機能活用 - by はるな👠iPad Worker and goryugo
とは言え、ノートリンク機能については、これが使えると便利になることはたくさんある。そのことは間違いありません。
普段使っているメモ帳を短く整理するためには確実に役に立つし、それどころか、機能が多すぎないおかげで「リンク型ノートの入門」として最適と言えるようなツールです。
実際のところ、ごりゅごも普段からメモ帳アプリは使っているし、リンク機能が搭載されてからはメモ帳をうまく整理できるようになって、なかなかいい気分になってたりします。
じゃあ、そもそもObsidianというノートアプリを使いながら、同時にメモ帳アプリも使っているのはどういう理由なのか。そして、リンク機能が使えるようになってから、どんなことをやったのか。
そのあたりを簡単にまとめてみたいと思います。
メモ帳の3つの用途
まずそもそも、メモ帳はどういう時に使うのか。
大雑把に分類するならば、3つの用途に分けられます。
1つは、いわゆる「一時的なメモ置き場」的なもの。もう一つが家族で共有している「家族メモ」を置いておく場所。そして最後が「簡易エバーノート」的なもの。
とりあえず覚えておきたいものをメモ帳
とりあえず一番基本的で、シンプルな使い方をしているのが「一時的なメモ置き場」としての使い方。
特に用途が多いのは、iPhoneでブラウザなんかを使っていて、このページ、またあとで見たいな、と思った時にまた見るようにするためのもの。
「気になる本」なんかを見つけた時に、とりあえずメモ帳に保存しておく、みたいなことをすることが多いです。
ちなみに、こうしたメモはすべて「終わったら消す」系のものなので、この用途ではノートリンクを使うことはほぼありません。
「家族メモの整理」
次に使うのが、家族共有メモ置き場としてのメモ帳アプリ。
ある意味一番便利に使えているのはこの使い方で、ノートリンクも、この使い方が一番便利さを実感することが多いです。
まず前提として、Appleのサービスが「家族で一緒に使うと便利なもの」がすごくたくさんあること。(ex.カレンダー、リマインダー、購入したアプリや本の共有)
そして、その中でも一番便利と言えるものが「家族で共有しているメモフォルダ」です。
とりあえず、相手になにか伝えたい情報があったらこのフォルダの中にメモを作っておけばオーケー。メモの中にはリンクも、添付ファイルもだいたいなんでも簡単に置いとけるので、話し合いが必要になるものごとの土台はすべてここ。
その上で特にリンクが活躍するのが「家族会議メモ」という用途です。
これに関しては、妻はるなさんがほぼそのままごりゅごが言いたいことをまとめてくれているので、そちらをご覧ください。
→111:Apple標準メモのノートリンク機能活用 - by はるな👠iPad Worker and goryugo
「簡易エバーノート」
そして最後に、ノートリンク機能が搭載されてから実験的に新しく始めたのが「簡易エバーノート」という使い方です。
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