最近、普段使っているデイリーノートの使い方というか、デイリーノートのテンプレートが変化して、以前紹介した方法との違いが大きくなってきました。
本質的な部分ではなにも変わってはいないんですが、今の使い方にしたことで一段階使いやすくなったように感じているので、いまどんな感じで「デイリーノート仕事術」を実践しているのかを簡単に紹介したいと思います。
(デイリーノート仕事術という思想について、その根本的な使い方については、以前のセミナー動画をご覧ください)
デイリーノートを短くシンプルにしたい
デイリーノートをうまく使うために重要なのは、デイリーノートのテンプレートを工夫すること。
この考え自体は今も変わっていないんですが、テンプレートをいじっているうちに段々とデイリーノートが長くなり、結果それによって不便になる、という事態になっていました。
で、この長くなりすぎるデイリーノートをもう少し短くする方法はないだろうか?と考えてたどり着いたのが、Dataview関連のものを別のノートに移動させることです。
簡単に言うと、デイリーノートのテンプレートには基本「毎日やること」だけを書くようにして、締め切りがあるもの、定期的に実行することなどの管理にはもう一つ別のノートを使う、という方法に切り替えました。
なお、ここでは定期的に実行する項目をうまく管理するためにObsidianのプラグインDataviewを使います。Dataviewなしでも同じようなことは出来るんですが、Obsidianを(ごりゅごと似たような方法で)使うならばDataviewプラグインは多少時間をかけて使い方を学ぶ価値があるプラグインだと考えています。
「今日やりたいこと」をDataviewで表示する
ごりゅごのデイリーノートは「作業記録を残しつつ、気になることがすぐ書ける場所」です。
また、作業記録を残しやすくするためにデイリーノートのテンプレートに毎日やることをあらかじめ書く、ということもしています。(そうすることで、やることリストがそのままやったことリストにできる)
ただ、それだけの仕組みでは「毎日必ずやりたいこと」しか管理・実行が出来ません。
大抵の人間は、この日までに済ませたいこと(セミナーの準備)だとか毎週火曜日にやりたいこと(Podcastの更新)というような、毎日やるわけではないがやらねばならないことは無数に存在します。
これらを、いつどんなタイミングでやるべきか。こうしたやることリストを、どうやって管理するか。そこで出てくるのが「締め切りノート+Dataview」での管理、という方法です。
ObsidianのノートのFrontmatter(先頭の---で囲まれた部分)の中に「期日(sr-due)」を書いて、#working
というタグを付けてやる。そうすると、DataviewをインストールしたObsidianのノートに以下のような記述をしてあげることで、期日が今日以前のノートを5つだけ表示、ということが実現できます。
LIST FROM #working
WHERE sr-due <= date(today)
SORT sr-due ASC
LIMIT 5
(期日が古い順に5つだけ表示、と設定してるのが個人的に重要なところ。これによって、数が多すぎてやる気にならなくなることを防ぎます)
他にもたとえば、review
やdraft
といったタグがついたノートで「更新日が一番古いノートを5つ表示」みたいなことも簡単。
たとえばこれは、ファイル名に§が含まれたノートの中で、更新日が古い5つのノートを表示する、という方法。
Keep reading with a 7-day free trial
Subscribe to ナレッジスタック to keep reading this post and get 7 days of free access to the full post archives.