8月11日からKDPで『アトミック・リーディング』が読めるようになりました。
『アトミック・リーディング: 読むことと書くことから考える読書術』
皆さん是非読んでね、って話をニュースレターを読んでくださってるような方々に向けて書くだけでは野暮なので、ちょっとおまけ的に「本を作るのにどのくらいの時間がかかったのか」という話をしてみたいと思います。
では、一冊の本を書くのにどのくらいの時間と期間を要したのか。
ごりゅごさんは記録が大好きなので、こういう記録がちゃんと残っています。(たすくまアプリにはリピート記録の合計時間を計測する機能がある)
もちろん記録は「記録をオンにしていた時間」の合計なので、100%正確だとは言えません。その時間に他ごとを考えていることだってあるし、そもそも記録をし忘れている時間もあるかもしれない。逆に、ふと何かを思いついてメモしていたような時間は記録できていないかもしれない。
記録は所詮記録であり「だいたいこんなもん」で事足りるもの。徹底的に細かく分析しようという気にはならないんですが、人間はこの手の時間を感覚で捉えることができないので、こうやって概要だけでも把握しておく価値はあります。特に、今後もこうした活動を行う場合、こうした情報があればなにかを判断するときの材料として活用しやすくなります。
実際のところは、あんまり難しいことを考えずに、これで一応「執筆は終わった」から、今回の本を作るのにかかった時間を振り返ってみよう、くらいの適当な気持ちで振り返った程度のものでした。
ただ、そうやって今回の記録を見返してみたら、実に興味深いというか、成長が実感できたというか、自分にとって非常に「よい数字」がでてきたのです。
今作『アトミック・リーディング』を書くのに使ったのは、期間にして255日、およそ8か月。2022年12月くらいから手を付けていたという計算です。(iPad Workers Apple Pencilで使いこなす次世代型ノートアプリのお仕事を終えてから手を付けたのだと思われる)
そのうち「アトミック・リーディング執筆」を実行した日数は111日。2日に1回くらいは実行できていたようです。土日をおやすみに設定したと仮定するならば、3分の2くらいは手を付けることができたと言えそうなので、自分としては上々すぎると言えるくらいの結果です。
そんな感じの、執筆の合計時間まで含めた色々なデータをまとめたのが以下の画像。
これを見る限り、今回の本は書き終えるまでに100時間くらいかかった、と考えてよさそうです。
と、これだけ見るのであれば「へええこの本を一冊書くのにかかった時間は100時間くらいか」という感想しか思い浮かばないんですが、前作と比較してみたら驚きの結果が出てきました。
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