👋 こんにちは、はるなです。
普段は✉️ iPad WorkersというiPad特化型のニュースレターを配信しています。五藤隆介(ごりゅご)さんの妻です。
ナレッジスタックへの6回目の寄稿記事です。前回の記事「Obsidianを使った「持続可能な働き方戦略」」で、資料ファイルを元に、パプリッシュに公開、そしてiPadアプリ図鑑の電子書籍原稿にしていると紹介しました。
今日は、もう少し具体的に「Obsidianを使って、どのようにして電子書籍をリリースしたのか」を紹介します。
📘iPadアプリ図鑑という電子書籍をリリース
持続可能な働き方戦略「SWS」に欠かせない、素材の多展開化。私たちが選んだ展開先の1つは、AmazonのKindleダイレクトパブリッシング(KDP)を活用した電子書籍のリリースです。
今回、『iPadアプリ図鑑』はObsidianを使って電子書籍用の原稿執筆を行ないました。通算5冊目の電子書籍ですが、初めてObsidianだけを使って執筆しました。
最後のePubファイル作成だけはVScodeを使用しましたが、それ以外は全てObsidianでの作業です。
Obsidianを使って、どのようにしてこのプロジェクトを進めていったのか、具体的な作業の流れをみなさんに共有します。
📝 Obsidianを使って本を書く
Obsidianのすばらしい点は、その柔軟性と情報の再利用性にあります。
過去に執筆した原稿ファイルを簡単に複製できることや、プラグインを使うことで、簡単にパッケージ化ができることです。
プロジェクトノート/目次ノート/下書きノート
まず最初に作成するのはプロジェクトノートです。私はファイル名の前に「P-」をつけてプロジェクトノートを作成します。
このプロジェクトノート上で、どんな内容にするのか、どういったカテゴリで分けるのかなどを考えると同時に、やったことの作業ログも記入していきます。デイリーノートには「iPadアプリ図鑑の執筆」のように書いて、プロジェクトノートの方に詳細を書き込むようにしています。
ある程度方向性が決まったら、本の目次ページを作成します。ここではどのような切り口でアプリをまとめていくのか、本にしたときにどのような順番で原稿を並べるのか、コラムをどこに挟むのかなどをリストに並べながら考えていきました。
今回のリリース版には含まれていませんが、今後追加したいなと考えている項目なども目次ノートに入っています。
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