書くことで考える: 最初の1行のハードルを下げるために
書き出しがスムーズになる「フォーマット思考」
👋 こんにちは、はるなです。
普段は✉️ iPad WorkersというiPad特化型のニュースレターを配信しています。五藤隆介(ごりゅご)さんの妻です。
ナレッジスタックへの11回目の寄稿記事です。前回は、書いて考える技術の1つとして「読書メモフォーマットの紹介」をしました。さらに、書いて考える技術において、最も重要なことは「書き出すこと」であって、「キレイに整えて書くこと」ではないとも書きまとめました。
今回はもう少し具体的な、「最初の1行を書き出すための工夫」について紹介したいと思います。
✍️まずは書き出すことが大切
「キレイに書くこと」よりもまず優先すべきなのは、とにかく「書き出すこと」です。
しかし、誰でも白紙のページを前にすると身構えてしまうものです。何から書き始めて良いのか分からず、手が止まってしまう人も多いでしょう。
前回の記事では、書き出しのハードルを下げるために、小さなポストイットのような紙や、捨てても構わない裏紙を使うことを提案しました。気軽に書ける環境を整えることで、書き出す勇気を持つことができるからです。
今回紹介するもう1つの方法は、「フォーマット思考」を使うことです。あらかじめ「書く内容」を決めておくことで、書き出しがぐっと楽になります。
🗓️最初の1行を書くハードルを下げるために
フォーマット思考とは、あらかじめ「書き始める内容や書き方のルールを決めておく」ことで、書き出しのハードルを下げるというものです。
何を書いたらいいのか迷ったり、完璧に書こうと身構えてしまう時でも、最初の1行に決まったルールを設けることで、その迷いを減らし、スムーズに書き始められるようにします。
たとえば、ノートには最初に日付を書くところから始める。さらに、その日の天気や気分、今いる場所などの「今の自分の様子」を書くというルールを決めておくと「何を書いたらいいのか」という迷いが無くなり、ページを埋めることへの心理的な負担が軽くなります。
📅基本のフォーマット:日付と今の自分を書く
まず、ページの左上に「日付」を書きます。これにより「いつの自分が書いたものか」が明確になり、後で振り返る際にその日の状況を思い出しやすくなります。
次に「天気や今いる場所などの環境」を書きます。どちらも考えなくても書ける事実であることが重要です。
天気: 晴れ、20°、ようやく秋らしい過ごしやすい気候に etc.
場所: PMキッチンで、2階仕事部屋にて etc.
このステップによってページの一部が埋まると、残りの部分に何を書こうかというプレッシャーが自然と軽減され、次に書くことがすんなりと浮かんでくるようになります。少しでも書き始めると不思議と筆が進むものです。
📚読書メモの場合
フォーマット思考は読書メモにも応用できます。たとえば、本の内容をまとめる際に次のような項目をフォーマットとして使うと便利です。


