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目的に応じて使い分ける3種のデジタルメモ

目的に応じて使い分ける3種のデジタルメモ

💎デイリーノート2種×メモ帳システム

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goryugo
Jun 13, 2024
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目的に応じて使い分ける3種のデジタルメモ
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この前ブックカタリストの収録をしている時に、ごりゅごは最近「メモ」が3種類ある、ということを話しました。

BC090 アフタートーク - by goryugo - ブックカタリスト(38分くらいのところ)

いつのまにか自分ではこれが日常的なものになってしまっていて当たり前になりすぎていたんですが、わりと変わった使い方である、という感じのことを言われたので、ちょっとまとめて整理したいと思います。

3種のメモ

ごりゅごが主に使っているデジタルのメモ帳(ノート)は大きく以下の3種類。

  • Obsidian

  • iA Writer

  • Apple標準のメモ帳

で、このうちのObsidianは、ほとんどなにも説明する必要がないくらい簡単なものです。

簡単というか、ナレッジスタックの中でずっと話し続けている「デイリーノート」を書く場所としてObsidianを使っています。

どんなことを書いてるかは、今も ↓ に書いた時と大きくは変わっていません。

記録を残す時には「うれしいこと」に注目する - by goryugo - ナレッジスタック

ここまでは、まあ普通のよくある話。

Apple標準のメモ帳

次に使っているのが、Apple標準のメモ帳です。

メモ帳を使う場面というのは「ウェブページ由来のメモ」を残したい時。

たとえばなにか見ててこれ気になるな、と思ったものが見つかった時。誰かが「この本面白い」とか言ってて、読むか読まないかは分からないけど、取りあえずまた今度考えよう、と思った時。

ブラウザで確認が出来る、ウェブページを基準にした気になるものはここにまとめておいて、ひとまず判断保留にしておいて、時々どうするか考えるという流れです。

個人的にけっこう重要だな、と思ってるのは、ここにメモしたページの大半はそのまま消してしまう、ということ。

なんか最近分かったのは、欲しいモノがいくらでも無制限にあるという状態はどうも健全じゃない。気になって、ちょっと考えて、いらんな、と思ったら、もう消してしまって忘れる。

これで困ったことないか?と言われると、何回かあったかもしれないけど、断言できるほどには印象に残ってることはありません。

こうやって、1回検討して、捨てた。この行為によって、脳はいい感じにそれに対する思い、執着などと別れを告げることができてるのかもしれません。

気になるままでは気になるから、一度検討してあげて、時間が経ってから「いらない」と決める。

Apple標準メモは「削除」しても30日間ゴミ箱に残ります。いざとなったら、ゴミ箱を探せば見つけられる。そう思えることも、がんがん削除してしまうことができる理由になってるかもしれません。

そして、30日も経過するとそんなメモのことは忘れてしまっているのです。デジタルは増えすぎるからこそ、意図的に減らしてあげことが重要。そんなことを地でいくような手法だと思ってるし、これでけっこう精神的にスッキリします。

iA Writer

そして最後に最近使うようになったメモがiA Writerです。これもまた、メモ帳と同じように明確に使う場面が決まってて、それ以外ではほとんど使うことはないけど、あるとけっこう便利だな、と思ってるもの。

具体的にどういうことに使ってるかというと、iPhoneしか持ってない時限定で使うデイリーノートです。

iA Writerが標準で提供してくれてる「Add Diary Entry」っていうショートカットをちょっと調整して、時刻を入れないようにしたり、朝4時までは翌日のノートにならないようにしたりしています。(末尾にリンク置いときます)

しかもこのデイリーノートは、Obsidianのデイリーノートと比べて、もっと圧倒的に「汚部屋」で、まったくもってなにも整理されていない状態です。

元々は、iPhoneでObsidianのデイリーノートを使うのが面倒で、それならもうiA Writerを使えばいいや、と思ってはじめたもの。

とりあえずここにメモしておけば、Macからも中身が確認できるし、まあ週に1回くらい中身を確認してあげれば、それで特に困ることはないだろう。取りあえず、ギターの練習記録とか、これで書いてみよう、ってはじめたものでした。

ギターの練習は紙の手帳に記録を残すようになったんですが、このiA Writerにメモする習慣だけは残りました。

結果として、これがものすごくちょうどいいんですよね。とにかく本当に、感覚的にもっとも「メモ帳」という言葉が近いもの。そして、これは100%完全に整理するつもりがなくて、使い終わりさえすれば完全に捨ててしまっていいと思えるもの。(捨てるのも面倒なので捨てることもない)

こういう距離感のメモが、ちょうど自分の需要とマッチしていたような気がします。

以下、いくつか画像付きの事例を紹介します。

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