ナレッジスタックではいろんなObsidianの整理の仕方とか、そのための考え方みたいなのを紹介しています。
今回紹介するのは、わりとシンプルなルールで、地味ながらも長いこと便利に使えているノート運用ルール?タイトルのルール?みたいなもの。
これまで、どこかで触れたことがあるかもしれないんですが、たぶんきちんと紹介していなかった気がするので、改めてザッと紹介したいと思います。
〜について〜したノート
この運用のルールというか仕組みを一言でいうと、ノートのタイトルを「〜について〜したノート」という形式にする、ということ。
たとえば具体的に、ごりゅごはこんな感じのノートを作っています。
📑自分の部屋作りについて考えたノート
📑耳コピについて調べたノート
📑Keyballについて調べたノート
🗄️ガスコンロの交換について調べたノート
🗄️バランスボールを椅子にすることについて調べたノート
🗄️WordpressからHexoに移行する方法をまとめたノート
共通しているのは、自分が一定程度興味を持って、継続的に調べたり考えたりしたい内容のものである、ということ。
ガスコンロの交換、みたいなものがわかりやすいんじゃないかと思います。ガスコンロの交換というのは、なんだかんだそれなりに高い買い物で、5分や10分で「これ買います」とは決められないものです。
そして、デジタルノーティスト、オブシディアニストのごりゅごとしては、こういうことを頭の中だけで考えて決めるなんてことはけしからんわけで、必ずどこかに情報を書いて整理しながら考える必要があるわけです。
大抵の場合最初は調べものをした日に、直接その日のデイリーノートにメモを書いていきます。
こうやって作ったメモを2回3回繰り返し確認したくなったりしたなら、それは「〜について〜したノート」の出番です。
デイリーノートに書いた「ガスコンロについて調べたこと」を分割して、新しく「ガスコンロについて調べたノート」を作ります。
こうした、デイリーノートから新しいノートを作る、ということ自体は特別珍しいことではないんですが、今回のポイントはタイトル「〜について〜したノート」という形式をきちんと踏まえている、ということ。
普段Obsidianでノートを作る時にノートに「〜について」というタイトルを付けることは(自分の場合)あまり多くありません。つまり、他のノートとタイトルが被ることが少ない。なんか最近自分が調べたものがあったはず、と思えば「について」というタイトルでノートを探してあげれば、素早く確実に目的のノートが見つけられるのです。
ノートが増えた「〜について」をまとめたノートを作る
とは言え当然、ある程度使っていればそのうち「〜について」というタイトルを持ったノートも増えてきます。そうなってくると、単純に「について」というタイトルでノートを探すだけでは目的のノートを見つけるのに苦労するようになってきてしまう。
そこで次にやるべきは「〜について〜したノート」だけを集めたノートを作ること。ごりゅごは「📋〜について調べたノート」というノートタイトルをつけています。
こうするとこんどは「〜について」(〜記号まで含める)というキーワードでノートを探してやればいいわけです。
〜について〜したノート、というタイトルのノートはいっぱいあっても、記号まで含めて本当に「〜について」というタイトルを付けたノートは、おそらく10年20年使っても1つだけであり続けるはずです。
つまり、10年先も20年先も、ほぼ100%の確率で一発で「📋〜について調べたノート」を開ける、というわけです。
ここからはもう、デジタルノートの特性を存分に活かし、この「📋〜について調べたノート」を上手に整理してやればいい。
よく使うものは上の方に並べて、使い終ったものや、しばらく使わなさそうなものは下の方へ移動。
ノートがもっと増えてきたら、カテゴリなんかでザッと整理してみてもいいかもしれない。
具体的に今、ごりゅごの「📋〜について調べたノート」はこんな感じです。
Keep reading with a 7-day free trial
Subscribe to ナレッジスタック to keep reading this post and get 7 days of free access to the full post archives.