手帳やノートなどのアナログ情報をObsidianに突っ込んでみたら想像以上にスッキリした
💎デジタルが得意な「全体把握」を活かしたノート運用
最近、紙のノートや手帳をObsidianで管理するという方法が気に入っています。
紙の手帳をObsidianで管理するとかどういう意味やねん、と思われる方に向けて、果たしてそれはどういう方法で、どんな嬉しいことがあるのか。それをまとめてみたいと思います。
覚えたくないんだけど、把握したかった
紙の手帳を使うようになってからおよそ半年。
この半年で、トラベラーズノートのカバーは4つになり、A5サイズのMDノートを2つ買い、絵を描くためのクロッキー帳だとかポストカードだとか、様々な「書くもの」を使うようになりました。
ちょっとトラベラーズノートのカバーは勢いに乗って買いすぎたなあ(2つくらい持て余してる)なんてことは思うんですが、それよりもやっかいなのが、こうやって増えたノートをどう管理するのか、ということ。
特に最初期には、どの手帳に何を書こう、なんてことを試行錯誤し続けながら使っていたので、同じ1冊のノートの中でも、途中から使い方を変える、なんてことも多々ありました。
昔の自分なら、こういうぐちゃぐちゃには嫌気が差して、古いノートを処分して、気分一新リセットしてまた新しいノートを使い始める、なんてことをしてたかもしれません。
が、そこはそろそろ40も半ばになり、こういう不安定な状況も受け入れられる、大人な心を手に入れ、どうにかこうにかリセットに頼らずノートを使い続けました。
だからリストを作ろう
とは言え、せっかく自分が書いたノートがぐちゃぐちゃなまま埋もれてしまうのもあまり気分がいいものではない。
できればどこにどんなことが書いてあるのかがわかるようになっていた方が嬉しい。
で、思いついたのがどんなノートにどんなことを書いてあるのか。それが分かるリストを作ればいいじゃん、と考えました。
Obsidianに頼ることにした
Obsidianは、とてもすごいです。
なんだかんだ、どんなデジタルノートでも「持ち物をデジタルで管理する」ことは可能ですが、全体を俯瞰して把握するにはObsidianはとてもすごいです。
アナログ情報をデジタル化するからといって、その中身を全部Obsidianにコピーする必要なんてありません。別に全部の内容がわからなくても、どのノートにどんなことが書いてあるのか、というのがわかればいいんです。
どこに何が書いてあるのかがわかれば、ノートの中身が多少ぐちゃぐちゃでも目的は果たせます。そして、どのノートにどんなことが書いてあるかが大雑把にでも把握できると、1冊のノートに一貫性がなくても、わりとバラバラな内容も許せるようになり「このまま使い続けてみよう」という気分を維持できます。
そして、いつもの如くリンクで整理した
あとは、Obsidianのノートリンクを活かして手帳のリストを整理してやれば完成。
具体的には、ノートや手帳1冊につき、Obsidian側でもそれぞれ1つずつノートを作ってあげる。そのノートはどんなノートで、どんなことが書かれているのかを書き残しておく。
最初はとりあえずなんでも書いてみよう、って思ってフリーライティングしてたノートにお絵かきの練習をして、途中からは読書メモを書いて、読書メモの間にたまたまYouTubeで見かけた音楽知識なんかが全部1冊のノートに混ざっていても大丈夫。
デジタルのノートにどんなことが書かれていたのかがまとめてあれば、わりと「許せる」ものになってくれます。
目的は、紙のノートの中身を全部見られるようにすることではありません。ノートの中身を全部見たいなら、紙のノートを直接開いた方が遥かに使いやすくて便利です。
デジタルノートを使う目的は、全体を把握して俯瞰できるようにすること。3冊4冊あるノートそれぞれにどんなことが書かれているのか。これがわかるようになるだけで、圧倒的に心が落ち着きます。
ぐちゃぐちゃでもまあいいか、と思えるようになります。
そうやって使っているノートのリストができ上がったら、最後に『✈️所有するノートのリスト』に自分が持ってるノートの一覧を作る。ここで、ノートリンクの出番です。こういうリストを作ってあげればあら不思議。なんだかぐちゃぐちゃしていた気分も超スッキリ。
途中で飽きて使わなくなったようなノートも、こうやってきちんと把握できていれば「失敗」から「成功に至るまでの歴史の一部」だと認識できるようになるのです。
飽きて使わなくなったノートはただの失敗ではなく、今の段階に至れるようになるために必要な失敗だったのだ、と思えます。
ごりゅごは調子に乗って一気にトラベラーズノートのカバーを4冊くらい買ってしまったという大きな失敗をしてるんですが、これも今の段階に至れるようになるために必要な失敗だったのです。毎月1回ノートのカバーを買うような経験も、過去の自分には必要な失敗だったのです。
実はこれ、15年近く前に自分がやってたことをちょっとだけパターンを変えただけなんですよね。
自分の持ち物をひたすらEvernoteに突っ込んでみたら想像以上にスッキリした - ごりゅご.com
2010年に自分がこんな記事書いてたの立派だなーと思うと同時に、10年以上経過しても、やること、やりたいことの本質はけっこうずーっと変わってないんだな、ということもしみじみと感じます。
10年以上前の記事を自己引用したりしてみて、わりと自分の文章の書き方も変わってたりするなー、というのがわかったのも面白い体験でした。


