💎ゼロから始めるObsidian シリーズ第8回です。
先日から(ギターの音がうるさいという家族からの苦情により)日常のギター練習を「iPad+オーディオインターフェイス+ヘッドフォン」という形式に変えました。
それをきっかけに「iPad x エレキギター」という手法を掘り下げてみると、なんかめちゃめちゃ面白いことがいっぱいあるんですよ。
特に面白いのがAUMというミキサーアプリで、これをうまく使ってあげると、ドラムの音を鳴らしながら、そこにコード進行付きの伴奏を追加して、その上で自分でギターを弾く。そういう
感じの、iPadだけでひとりバンド演奏、みたいなのが十年前に比べてはるかに便利に楽しく実現できそうだと感じるようになってきたのです。
で、そうやってだいぶ気分が盛り上がって、形だけそれっぽい環境を手持ちの道具で実験してみたのがこの写真です。ギターはワイヤレスでつながってて、機器は多いけどごりゅご本体はわりとケーブルからの制約が少ない状態で動けます。
まあ、この辺の細かいことは本筋でないので省略するとして、こうやって色々楽器を並べて音楽で遊んでみるためにはアプリが重要なのです。今iPadの世界にはどんなアプリがあって、それを使うとどんなことができるのか。それによって結果「なにができるか」が変わってきます。で、ここ数日はそんなことに俄然興味が湧いてきて、隙間時間さえあればiPadにどんなアプリがあるか、それを使ってどんなことができるのかを調べまわる、ということを繰り返していました。
こういう「短期的になにかにハマってWeb情報を調べまくる」ことは昔からちょいちょいあるんですが、最近のごりゅごは昔より進歩しており、こういうときにきちんと「調べものをしながらメモを残す」ということができるようになりました。
今回はそういう、ちょっと調べものにハマったときにどうやってデジタルノートを使うのか。そんな話を少し掘り下げてみたいと思います。
調べものをしながらものごとを整理するときに使うノート
実際の調べものノートは、こんな感じのになってます。(調べてから、多少整理をし終わった状態)
この画像をご覧になっていただくと分かるように、この調べものノートはObsidianを使っていません。使っているのはApple標準の「メモ」アプリです。
💎ゼロから始めるObsidian シリーズでObsidianを使っていません、という話はおかしなことかもしれないんですが、この「Obsidianを使わない場合」というのも「Obsidianの使い方」を考える上で非常に重要なものだと考えています。
ごりゅごの場合、ほとんどの記録やメモ、考え事にObsidianを使っていますが、それでも完全に100%Obsidianしか使わないというわけでもありません。その中でも、Obsidian以外によく使うツールの代表格がこの「Apple標準メモ」なのです。(もう一つのよく使う記録アプリが、前回のセミナーで話したDayOneというアプリ)
パソコンの前に向かっているときのちょっとしたメモや調べものならばObsidianのデイリーノートに記録するんですが、こうやってある程度テーマがはっきりしていたウェブの調べものをする場合は、なかば無意識に「メモ」を使っています。
理由の1つがメモアプリがビジュアル面での整理が得意ということ。特に、抽象的なものごとを理解したり考えたりするのではなく、未知の分野の雑多な情報を自分用に集めて整理する、という目的では↑のように「画像」で認識ができることのメリットは大きいです。特に上の3つのアプリなんかは、名前で覚えろと言われても、これはちょっと無理なんじゃないかっていう名前のアプリです。(OODA, rymdigare, Tardigrain)だからこそ、一言でいいからどんなアプリなのかの説明を書いておかなければならないのです。(そして今振り返ると、画像一番上のOODAの説明は「悪い例」の典型ですね。今ならわかるけど、半年経ったらほぼ確実にわからない)
(なお、今回作ったメモは、まずたくさん気になるアプリを集めて、セールになったら買いたい、と思ったアプリを集めたノート。音楽系アプリは今でも年に複数回セールが行われるものが多く、急がないならばそのタイミングで変えると圧倒的にお得にアプリを集められる)
とは言え、こうしたメモは少し(10個未満)ならばシンプルかつ有効に機能しますが、数が増えてくると中々シンプルに管理することは難しくなります。
そうした場合にどうしたらいいのか。ごりゅごの答えは「Obsidian」なんですが、そこにもやはり色々考えておきたいことや、コツなどは多数存在します。
次回はそのあたりについて考えてみたいと思います。