ナレッジスタック

どうやって「書く」ことを「質が高い練習」にするか

「重要なこと」だとわかっていても効果的に活用するのは難しい

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goryugo
Oct 26, 2023
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💎ゼロから始めるObsidian シリーズ第11回です。

最近になって自分のギター練習に「ルーパー」というやつを取り入れるようになりました。

ルーパーというのは自分が演奏した特定のフレーズを録音して無限に繰り返してくれるツール。演奏した音をずっと「ループさせる」からルーパーという名前です。

アコースティックギターを使ってる人が特に好んで使う印象があり、よくある形式としてたとえば、まず最初にギターのボディを叩いて「ドラム」を録音。そこにギターと歌を合わせるだけでも、普通に考えれば1人では不可能な「音楽」が演奏できるようになる、という感じの道具です。

ルーパーを楽器として見事に使いこなしているミュージシャンも世の中には多数現われています。超有名どころだと、エド・シーランやタッシュ・サルタナ。日本でもAnly、竹内アンナなどは素晴らしい演奏を見せてくれます(それぞれ、YouTubeにリンク)

どれも、1人でこんなことできるのかすげえ!って感じで、音楽というものの新しい可能性にワクワクすることができます。

こういう動画を紹介しといてなんですが、ごりゅごは今のところこういうパフォーマンスがしたいというわけではありません。

ルーパーはあくまでも練習道具。今自分が参考にしている動画の中で、ルーパーを使って練習しようという話が出てきたので、素直に言われるがままに練習に取り入れたという感じです。

【7】ルーパーでオケを作る時の注意点 ジャズギタービギナーシリーズ - YouTube

ルーパーを使った練習というのは、まず自分のギター伴奏をループで録音。そしてその上にメロディ(ソロ)を重ねていきましょう、というのが基本。

そして、この方法にしたがって自分の演奏を録音しはじめてから、これまでとは全然違う次元での「上達」を実感できるようになりました。

「重要なこと」をきちんと実践するのは難しい

楽器がうまくなりたいなら録音は重要、というの多くの先人が言っている有名なことで、以前にも自分の演奏を録音することはやってみてたりしています。ただ、自分の演奏を録音しても、録音したものを一回聴き返すだけでおしまいでした。なので、録音した演奏がヘタクソでも「ああ、自分はまだまだヘタクソだな」と感じるだけで終わります。

それに対して、上記動画のように自分の演奏を録音してルーパーで再生すると、自分の演奏を無限に何度も何度も聞き返すはめになるわけです。

そうなると「ああ、自分はまだまだヘタクソだな」だけでは終われません。おれはこの後、自分のヘタクソな伴奏に合わせてギターを弾かなければならないのです。これが超ヘタクソだと、気持ち悪くて弾けたもんじゃない。

そして、このおかげで自分の演奏に対する意識がこれまでとはまったく違ったものになります。完璧にかっこいい演奏なんてものはまだまだ不可能なんですが、少なくとも「自分で聞き返して不快ではない」レベルの演奏にはしたい。

あ、なんかちょっと失敗した。ちょっとここはかっこよくない。みたいな演奏をしてしまうと、その失敗が無限にループされます。ヘタクソな演奏を無限に聴かされるのはさすがに嫌なので、なんとか頑張って、真剣に、集中していい演奏をしようと心がけることになります。

とにかくこのおかげで「演奏」というものに対する意識がすごく変わりました。「ギターを弾いて遊んでる」という感覚が一気に「ギターを演奏する」という感覚に変わったような感じがします。おかげで、すごく質の高い練習が出来ている実感が持てるようになりました。

実際、自分はこれを繰り返していく(毎日伴奏を新しく録音し直す)ことで上手になってます。上手になってることを実感してるとかじゃなくて、これはもうきちんと断言できるレベルで、以前よりは確実に上手になりました。

5回10回程度では納得できる演奏が出来なかった自分が、最近は2〜3回くらいでとりあえずオッケー、と言えるレベルのものが録音できます。なんなら最初に一回演奏して「これでいいんじゃね」ってものが録音できます。

こうやって最低限のレベルを超えられたおかげで「かっこいい演奏」もきちんと意識できるようになってきています。強弱のバランスだとか、音符の長さだとか、どうやったら今よりもかっこよい演奏になるのかを試行錯誤できるようになりました。

「ルーパーで録音した自分の演奏に合わせて練習する」というだけでこの変化。このように、本当にちょっとしたことで劇的な変化が起こるというのは非常に面白い。


で、ここまでは長い前置きです。ナレッジスタックはギターの話をメインテーマにして書くニュースレターではありません。

どうやって「書く」ことを「質が高い練習」にするか

ここまではごりゅごの言いたいことを好きなように書いた話なんですが、この方法論は、もっと幅広く、たとえば「書く」という行為に対しても応用ができるのではないかと考えます。

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