Obsidianのデータをgitで管理する方法とそのメリット
🔧001 ObsidianのデータをiPadではiA Writerで編集する
『アトミック・シンキング』を書き終えて、最近はいろいろと新しいことを試す余力ができました。最近は、以下のようなことを新しく始めています。
Obsidianをgitで管理する
writeタグを作ってObsidianで思考やアイデアを発展させていく
Logseqでの「予定」と「日誌」を使った仕事術
今回は、その中でObsidianをgitで管理することについて。なぜ始めたのか、どうやって実現しているのか、などをまとめてみたいと思います。
ひとまずの感想として、gitのコミットなどは間違いなく「自動に比べたらすごい手間が大きい」ですが、この手間は、今日自分が何やったか振り返るための行為、みたいに考えてみると、わりと悪くないんじゃないかな、と思ってます。
こういう感じの記事は、ナレッジスタック有料メンバー向けに週2〜3回を目標に公開していく予定です。
今のところ定期的に書けそうなのは「Obsidianを使ったアトミックノートの作り方」「アトミックなタスク管理術(主にLogseqの話)」「本を書いていくに当たっての戦略やプロセス」「新しく試してみていることの経過報告」という感じ。
今回の記事は「新しく試してみていることの経過報告」です。
中期のワーケーションでの仕事道具選び
Obsidianをgitで管理してみよう、と思いついたきっかけは、この夏に1週間くらい京都(妻実家)に行く予定ができたことでした。
中期の外出で考えるべきは、仕事道具になにを持っていくのか。ごりゅごはこれまでも何回も「MacなしでiPadだけで仕事」をしようとしては挫折する、ということを繰り返しています。
そしてまた今回も「Macを持っていかずにiPadだけで仕事してみる」ということに挑戦。こういう気分になれたのも、大きな目標だった「執筆」が完了したおかげ。
「まあ今回は本も書けたから、最悪1週間くらいは全然仕事が捗らなくてもいいか」と思えたことが大きいです。
京都に持っていった電子機器は、iPhoneとiPadとKindleの三つ。「お仕事」はどうかわからないけど、Kindleさえあればとりあえず「読書」はできるはず!
iPadで「書ける」環境をどうするか
1週間京都に行くに当たっての問題は、iPadで「執筆」ができるのかどうか。
MacではほぼずーっとObsidianを起動しっぱなしにして、原稿書いたりするのもだいたいObsidianだけですませていますが、iPhoneやiPadで使う「Obsidian mobile」は、正直「執筆」に使えるとはちょっと言い難いんですよね。
Obsidian Mobileで「見る」だけくらいならいいけど、 Obsidian mobileでは「書く」気にはなれない。
京都に行く準備をしながらいろいろ考えて、思いついたのがiA Writer。このアプリは、最近のアップデートでwiklink機能が使えるようになり、ある意味では「Obsidianと同じようなこと」がiA Writerだけでできるようになりました。
もともと見た目や操作感などはすごく好みのアプリで、今でもiPhone,iPad,Macのすべてにインストールして「ニュースレター投稿ツール」としても愛用しています。(iA Writerを使うと、Substackへ簡単に画像付きで記事がコピペできる)
データをgitで管理すれば使うアプリの自由度が上がる
あとは、MacとiPadでどうやってデータを同期するのか。Obsidianは有料の「Obsidian Sync」を契約しているんだけど、これだとiPadではObsidianからしかデータが読めない。(しかも、しばらく同期しないと同期にすごく時間がかかり、移動させたファイルが重複することも何度かあった)
ObsidianはiCloudでも同期できて、それをiA Writerで読み書きすることもできるんだけど、今回は思い立って「gitを使う」ことを試してみることにしました。
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