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ノートは整理せず書き散らかすほうが生成AIと相性がいい

🧑‍🏫あなたのためのObsidian004

「あなたのためのObsidian」シリーズ、今回からは新しいゲスト、tktzさんにご登場いただます。

tktzさんはAppleのメモからObsidianに移って2ヶ月ほど。ちょうど私が作ったLLRプラグインを使ってくださっていて、そこから見えてきた「ルーチンノートに手順書を育てる」という使い方を軸に、1時間半みっちり語り合う会になりました。

ルーチンノートに手順書を書いておくと、仕事の段取りをそのまま生成AIに渡せるようになる。記録は整理よりもとにかく言語化することの方が何倍も大事で、どこに書いたかより「書いてあること」の方が価値になる。そしてAIとやり取りをしていると、自分がマネージャーから社長へジョブチェンジしていく感覚がある。1時間ちょっとの収録から、そんなテーマが浮かび上がってきました。

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セミナー構成

1. ルーチンノートに手順書を埋め込むのが今の効きどころ

時間: 00:00:00 ~ 00:05:43

冒頭5分でいきなり今回の核心を出す。ごりゅごのLLRの基本スタイルは「上から順に積む・タスクの下にメモ」で、同じ時間帯の行は意味的に近いものが固まるから並び替えない。そして最近一番効いていると感じているのが、ルーチンノート自体に手順書を書き込む使い方。音楽練習なら楽譜を貼り、仕事なら段取りを書いておけば「このノートをパッと開けば何をやるかが分かる」状態になる。tktzさんの画面共有に入る前に、考え方の骨格を出してしまった。

2. tktzさんのLLRと「歯医者はnext_due=0」の小ネタ

時間: 00:05:43 ~ 00:11:11

「歯医者は3〜4日に1回で不定期だから困っている」というtktzさんの悩みに、ごりゅごが裏ワザを返す。「リピートを0にしてnext_dueだけ手で書いておけば、その日にだけ通知が出てくる」。LLRはルーチンの繰り返しエンジンというより、見たいノートを見たい日に並べるアナログタスク管理として使うほうが効く、という視点。tktzさんのルーチンには読書ログ・朝食・朝の歯磨き・歯医者の生活系だけが入っている状態で、ごりゅごからは「仕事系のルーチンを1〜2個だけ足してみる」が宿題として置かれる。

3. 段取りを言語化できると「動画のやつやっといて」がAIに通じる

時間: 00:11:11 ~ 00:25:07

「言語化できる範囲が、AIに渡せる範囲」。ごりゅごがこの会の核となる一文を言い切る。tktzさんの週次スケジュール入力業務を題材に、ノートにカレンダーのリンクを貼って段取り(カレンダーを開く→他の人の予定を見る→自分の進捗と照合する)を言語化する練習をする。ごりゅご自身の実例も披露される。今朝「動画のやつやっといて」とファイルを渡しただけで、AIがチェックリストを見て「本文の要約がまだですね」と判断し、いつものフォーマットでノートを作って待っていた。定型業務の手間が10分の1になる感触が出てきている、という現在地の共有。

4. 動画の暗黙知をどう残すか:タスクに名前をつけ、MOCで束ねる

時間: 00:25:07 ~ 00:41:33

tktzさんが投げた問い。「動画を撮っているときの音量・明かりのとっさの判断や、文字起こしエンジン別の癖(このエンジンは『あー』を拾う、句読点が入りやすい等)はどうメモすればいいか」。ごりゅごの答えは2段階。まず「動画を撮る」というリピートタスクを作り、その下に1行で書き散らす。そこから先は生成AIに任せて、メタなノート(仕事用MOC)から「このパッケージならこういう段取りが要るよ」と引き出させる。アトミックノート化を人力でやるのは1日分のエネルギーを使い切るので、4月のオフ会で配るアトミックノート作成スキルを使えばだいぶ楽になるはず、という話につながる。実例として、自分の今月のデイリーから「生成AIで作業フローを作るだけではPDCAは回らない」という命題ノートを作らせた話も披露する。

5. ノートは整理せず書き散らす:grepで掘れる時代の優先順位

時間: 00:41:33 ~ 00:53:13

「5年分のログでもgrepで余裕で引けるから、整理の優先順位は明確に下がった」。これが今回のタイトルにもなった主張。tktzさんのキーボード(mini-ax)QMKファーム開発ログを題材に、判断基準を一緒に詰める。明日もほぼ100%使うなら専用ノートを作る、使うか分からないものはデイリーに書き散らかしておく。むしろ「暗黙知ではなく言語化した地として経験を残す」ほうが何倍も重要になっている。ごりゅごの最近の運用は、クロードのスケジュールタスクで前日のデイリーを要約させ、今日のデイリーの先頭にコメントを置かせる方式。「毎回AI開いて昨日のデイリー振り返って」というやり取りすら省けるようになってきた。

6. 人間はデイリーノートだけ書く:AI記録はSQLite直書きへ

時間: 00:53:13 ~ 01:08:23

ごりゅごの極端な仮説。「人間はデイリーノートしか書かなくていいんじゃないか。他の全てのノートは生成AIに作らせていい」。AI専用デイリー → デイリーの末尾にAIログ → SQLite直書きと実験を進めた結果、人間とAIの記録系は分けたほうがいい、という現在地に至った。蓄積はまだ130MB、人生の残り時間で1GBにもならないので一生使えるという話も。後半はノートツールごとの相性論。Apple Notes・Obsidian・Notionは使いやすい形式が全部違うので、移行ではなくツールごとに設計し直すべき。tktzさんがCodexを入れて1週間で「QMKのログを残しておいて」と言うだけで動くようになった体験と接続する。最後にtktzさんが「自己啓発本を1冊読ませて、その本に最適なObsidianの使い方を生成させる」未来像を出し、ごりゅごがアトミックシンキングのワークシートからパーマネントノートを100個作らせた話で締める。

7. マネジメントが鍵:1人力から2人力へジョブチェンジ中

時間: 01:08:23 ~ 01:15:28

人の仕事のレイヤーが明確に変わった。マネジメントを覚えれば、平凡な人でも10人力までいけるかもしれない。ごりゅご自身は「やっと2人力になった」レベル。手作業は減るが、現場・言語化・マネジメントの3つを同時に背負う必要が出てくる。書く重要度はむしろ上がる。専門用語が混じる仕事(mini-axの「naginata_V16」やショートカット名)は喋っても伝わらず、書いたほうが早い。口語は文体が乱れるのでAIの解釈も揺れる。最後にtktzさんへの宿題を改めて確認。「仕事ルーチンを1〜2個足して、それに関するメモをできるだけ残す」これが直近の目標としては最適、というところで75分の収録は閉じる。

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