Obsidianに一本化した使い方を紹介します
今回は私の最近のObsidianの使い方をご紹介したいと思います。この連載を始めたころにはLogseqとObsidianを使い分けていました(参照:複数のデジタルノートツールを使う)。行動に関する情報はLogseq、知識に関する情報はObsidianといった使い分けをしていましたが、現在はほとんどをObsidianで扱うようになりました。
Obsidianに一本化した現在でもLogseqのころと変わらずデイリーノートを中心に使用しています。Obsidianにはデイリーノートの他にもアトミックノートやトピックノートといった知識に関するノート、ホームノート、ウィークリーノート、プロジェクトノートといった情報を俯瞰するノートが含まれます。
ツールが変わったために使い方が変わった部分もありますが、一方でツールが変わっても変わらない部分もあります。今回はそれらの変わったもの、変わっていないもの、そしてそれらを通して考えたことを紹介していきたいと思います。
デイリーノートの使い方はデイリータスクリストと作業記録、そしてノート
それではまず基本となるデイリーノートの使い方です。先日のナレッジスタックセミナーの話と同様に、基本的にはデイリーノートが中心となります。私のデイリーノートには、デイリータスクリストと作業記録が含まれています。デイリーノートにはこれからやること、作業記録にはやったことを書いていきます。デイリータスクリストはアウトライン機能を使用し、作業記録は文章で書きます。
この使い方は少なくとも1年以上続いていますが、最近この2つに加えて「ノート」という項目を追加するようになりました。デイリータスクリストに近い立ち位置ですが、デイリータスクリストが行動に関する情報を扱うのに対して、ノート欄では情報や思考に近いもの書きつけます。主にアウトラインではなく文章を扱いたい時に使います。
例えば、メールの下書きや読んだWebページの引用などを書くスペースとして利用しています。あるいは、ペンやノートを取り出すまでもないけれど考えたいことや、アイデアを文章として書き出すことに使っています。文章での作業スペースで、人によってはTwitterやBluskyに投稿するようなつぶやきのようなものを書いていると思ってもらってもいいかもしれません。
参照ノートと作業ノートの2つを表示しながら使う
デイリーノートは作業を進めるためのノートですが、デイリーノート単体ではなく、デイリーノートに加えて他のノートを参照しながら作業をします。参照するノートはホームノート、ウィークリーノート、プロジェクトノートなどがあります。Obsidianの機能を使って2つのノートを表示して、左側に参照ノート、右側に作業ノートを開きます。
基本的にデイリーノートは常に表示しておきますが例外もあります。例えば、文章を書く際は参照するノートを左側に開きながら、右側の原稿ノートに文章を書いていきます。
役立つ情報が書かれた参照ノート
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