最近のナレッジスタックが「原稿」ばっかりになってきたので、ちょっと流れを変えて、最近ごりゅごがやってること、考えてることなどを振り返ってみようと思います。
最近やってる「連載」という形式は、思った以上にいい効果を得られてる感じです。この数日間、あまりにも花粉症がひどくてすでに予定から遅れが発生していますが、それでも十分にいい感じで書けている、という感触があります。
今回の連載はある程度長い期間考えてきたテーマで、それなりに構成も固まっていました。このくらいできていたら、あとは多少負荷が高くても「連載」という形式で書いていくのは自分にとって相性がよく、将来的に一冊の本にまとめることまで含めて「最強の方法」かもしれません。
なにより(感覚的にだけど)普段より多くの方が「いいね」を押してくれています。これもまた「一人で続けるのがつらい気持ちを楽にしてくれる」という効果を生み出してくれています。ありがとうございます。
また、この連載は1記事の目標文字数を2000字、と設定しました。これもまたよかったように思えます。
『アトミック・シンキング』では文字数は全く意識してなかったし、普段のニュースレターもまったく文字数を意識せず書いているんですが、久しぶり?にこういうことやってみると、やはり文字数が揃っていることのバランスのよさ、みたいなのを感じます。
文字数が少ないときは少し付け足したり、2000文字で話が終わらなさそうなら次の回に言いたいことを引き継ぐ。文字数を決めるのはなんとなく「制約」のようなイメージがあったんですが、文字数を文章の1つの「型」だと考える。こうやって型を決めてしまうことで、書くときも読むときも非常にスムーズになりました。
ちなみに、アトミック・シンキングの「見出しの数=記事の数」を数えてみたら、書いてた分量は34個。
2日に1回の更新ができれば、あと2ヶ月くらいで「同じくらいの分量」になる計算です。これをあと2ヶ月続けるのはきっついな—って思うんですが、しばらくは仕方ない。将来的には更新のペースを週に1回くらいにして、年に一冊本にしてまとめる、くらいのことができたらいいな、と考えてます。1年52週間、毎週1回ずつ連載を積み重ねられれば、余裕で毎年1冊「次の本」を作っていけるはず。(こういう皮算用が好きです)
すでに2日に1回の更新はできず、世の中そんなに思った通りに進まないことはわかってるんですが、この辺りを「目標」にして「毎年誕生日にセルパブ本を発売する」ことを日課?にしていきたいところ。
これができるようになると、誕生日にちょっと贅沢なものを買ったり、美味しいもの食べたりといったお祝いをしやすくなり、気分よく誕生日を過ごすことができるようになるはずなのです。
もはや何十回も経験して特別なものじゃなくなっている誕生日だからこそ、そうやって努力と工夫を組み合わせていい気分で誕生日を迎える。書きながら思いついたことですが、これは「幸福ライフハック」としてはなかなか優秀なテクニックだと感じます。
2月くらいから「脱Wordpress&ブログの復活」というのも目標にしていろいろやってます。このニュースレターというものを安定して運用できるようになったおかげで、改めて「ナレッジスタックに書かないようなこと」も書きたいと思えるようになってきています。
たとえば3〜4年前に書いたこういう記事。
5泊6日の台湾旅行でかかった費用詳細まとめ 2日目 – ごりゅご.com
今どきこういう記事を書いても「商業的価値」みたいなやつは非常に小さいと思うんですが、自分でこの記事を読み返したらすげえ面白かったんですよね。自分の日記に書くのとは違う、外向けに努力したからこそ残っている思い出の大きさ。
書くのには苦労したけど、読み返すときの面白さが日記とは一段階違う。
多分それはシンプルに「手間をかけた分面白くなってる」ということだと思うんですが、これもまた「幸福ライフハック」として、今後の人生をよりよいものにするために価値あることなんじゃないかな、って感じています。
もちろんそれは旅行や飲食に限った話ではないんですが、改めて「ちょっとブログで書けるようにするために(無理し過ぎないくらいに)努力する」ということを改めて考えていきたいと思ってます。
あくまでも「自分がこれからも楽しく生きられるため」にやることというのを忘れないようにしないけいけませんが、ちょっとくらいは、目的自体を目的化することも悪くないのかな、なんて感じるようになってきました。
あとは、お知らせしたいのが次回のセミナーについて。
以下のPodcastでも少し話したんですが、4月1日開催のセミナーは(Obsidianの話を離れて)ChatGPTの話をしたいと思います。
🎙744 ChatGPTを使ったプログラミング独学術 作成者:ごりゅごcast
すでにObsidianにもChatGPTを活用するようなプラグインは沢山ありますが、細かなプラグインの話などではなく「個人がいかにChatGPTを活用するのか」を考えたいと思ってます。
もう少し具体的に言うと、今自分がものすごく楽しめている「Chat GPTを使ったプログラミングの独学」を軸にして、プログラミングの独学ができるようになるコツ、みたいなことを話す予定です。
「AIと一緒に上手に仕事できるかどうか」は「Google力」とは比べ物にならないくらい仕事の生産性に大きく関わってきます。普段はこういうことを断言することはないんですが、ChatGPT(というか生成型AI全般)については「絶対」というくらいの確信を持っています。
じゃあ、どうやったら「AIと一緒に上手に仕事できるようになる」かを考えると、やはりまず第一歩は「慣れる」こと。ChatGPTをどういうことに使えるのか。どう使ったらいいのかを知るには、自分で考え得る限りのことをやってみるしかありません。
ただ、いきなり「使ってみて」といわれてもなかなか使い道は思いつかないし、継続して使うのは難しい。
そこでオススメなのが「Chat GPTを使ってプログラミングをしてみる」ことなのです。
実際は、そういうビジネスっぽい熱意よりも、単純にChatGPTが本当にすごく楽しくて面白くて役に立って、それを話したくて仕方ないという気持ちから来ることですが、とにかくChat GPTのおかげで「めんどくさそうなことをプログラムで解決する」とか「既存のプログラムを自分が使いやすいように改造する」というのがめちゃくちゃ簡単になりました。
たとえばAmazonの書籍販売ページを開き1クリックでObsidianに書誌情報ノートを作るブックマークレットとかもChat GPTを使えばすごく簡単に「改造」できます。
こういった一通りの改造を、デモを交えて紹介しつつ、実際に使うときのコツなんかも一緒に紹介する予定です。
また、そういう感じでちょっと趣向を変えるのに伴って、もう一つおまけで、新年度っぽい気分に合わせて誰でも参加できる「アトミック・シンキング的Obsidian入門セミナー」を開催します。
開催は4月15日21時〜22時
ちょっと先のことなので、詳しくは後日改めて案内しますが、これまでセミナーをやってきた内容の総集編というか、『アトミック・シンキング』で書いたような内容をObsidianで実践すること。それをベースにしつつ、日ごろの生活でも使いやすいように「デイリーノート」を組み合わせて使う実践例を紹介する予定です。
この半年分のセミナーの総集編でもあるし、これを見て気に入ってもらえたらナレッジスタックの有料プランも検討してみてね、というセミナーでもあります。
まだ新年度になってない段階での告知ですが、日程など記憶に残しておいていただけたら嬉しいです。
今後の予定をまとめておきます。
4月1日(土)21:00〜
Chat GPTでのプログラミング独学入門
4月2日(日)21:00〜
黙々としなくていい独学会(質問オーケーな独学会)
4月15日(土)21:00〜
アトミック・シンキング的Obsidian入門セミナー