2週間に1回くらいをめどにお届けする予定の「隔週刊ナレッジスタック」的な雑記コンテンツです。
セミナーのお知らせや、1記事になりきらないけど面白いもの、結論をきちんと言語化できてないけど興味深いと思ってることなどを紹介します。
8月11日に『アトミック・リーディング』というKindle本を発売します。
『アトミック・リーディング: 読むことと書くことから考える読書術』 - ナレッジスタック
『アトミック・シンキング』の発売日が2022年8月11日だったので、今回はぴったり1年後の2023年8月11日に発売日を設定しました。
この『アトミック・なんたら』シリーズは年に1回の発売を目指して、ごりゅごがずっと考えているノート術、思考術、仕事術など様々なテーマを「アトミック」な題材でまとめていこうと考えています。
そうやって10冊くらい集めたら、自分が実践してること、考えてること全体を整理することができるんじゃないだろうか?そんなことが、当面の目標です。
もちろん、これから十年同じようなことを続けられるかはわからないし、細かな部分では内容の重複や思考の変化、実践方法の違いなども現われてくると思います。
とはいえ、この10年20年で積み上げてきたことの根本は変化していないし、今後も細かな部分での違いは出てきても、幹となる思想自体は大きな変化をすることはないだろう、という確信もあります。
まあ、ひとりの人間がやってることには限界はあるし、できることをやるしかありません。完璧を追求するのではなく、できる限りやれることをきちんと丁寧にまとめていく。そんなことを目標にして、今後もこんな感じのことを続けていきたいと思っています。
(もしあと10冊くらい読みたい、と思っていただけたら、ナレッジスタック有料プランをご検討いただけると嬉しいです。ここに専念できるとより質の高い本を作ることができると思います)
で、8月にそうやって新しく本を出せる予定なので、それに伴って次回のナレッジスタックセミナーの内容も、新しい本に関連したものにしようと思ってたんですが、次回のセミナー開催日である8月5日はまだ本が発売されてない!ということに気がつきました。
となると、そこで本の内容を掘り下げてもあんまり意味がない……じゃあどうするか、と考えて思いついたのが「この本を作る過程」の話をすればいいんじゃないか、ということでした。
実は今回の本は、ごりゅごが1つの目標としていた「ほぼ全部Obsidianを使って書いた」と言える本です。
英語圏のZettelkastenやEvergreennotesの解説記事や『TAKE NOATES』などで出てきた「カードを書き貯めておけばあとは簡単に本が書ける」みたいな話。
自分は、この理想に憧れてObsidianの使い方を掘り下げていったんですが、今回の本ではじめて「書きためたカードを使って本を書く」ということができた、という実感があります。
実際のところ、書きためたカードを使って本を書くというのは全然簡単ではなかったんですが、カードがあったおかげで前作よりもよい本が書けた、ということだけは胸を張ってお伝えすることができます。
そして、この手法をもっと掘り下げていくことで、これまでよりは少しくらい簡単に本を書くことができるようになるだろう、という期待を持つことはできました。
まだまだ手法として言語化し切れていない部分も多く、突っ込みどころが多いところもあるかもしれません。とはいえ、たぶん自分と同じようなことをやっている人はそれほど多くはないはずです。自分で言うのもなんですが、けっこうレアで貴重な内容をお伝えすることができるんではないかな、とも考えています。
どのくらい整理できるかは未知数ですが、8月5日はそうした話をしようと考えています。(案内メールはまた後日お送りします。当日聞きたいことがあれば、コメントやメールの返信でご連絡ください)
セミナー・イベントの予定
ナレッジスタックセミナー12回
8月5日(土)21:00〜
ナレッジスタックセミナー13回
9月2日(土)21:00〜