2週間に1回くらいをめどにお届けする予定の「隔週刊ナレッジスタック」的な雑記コンテンツです。
セミナーのお知らせや、1記事になりきらないけど面白いもの、結論をきちんと言語化できてないけど興味深いと思ってることなどを紹介します。
すばらしい感想をもらった
アトミック・リーディングについて、大変素晴らしい感想をいただきました。
いつも読書したあとの感想が「面白かった」だけしかない人間だったので『アトミック・リーディング: 読むことと書くことから考える読書術』を読んだ|ギア
まさにこの記事がアトミックリーディング的というか「面白かった」しか感想がない(と自分で思っている)中の人が、見事なまでに「自分のことばで語る面白い感想」を書いてくださっており、アトミックリーディングの理想といえるような成果を残してくださっています。
(ちなみに、この方の他の記事を見ると、たぶん自己評価が低いけどめちゃめちゃ「書ける人」という印象でした。できる人だから自分ができないと思っている(ダニング・クルーガー効果)けど、実際はすごく書ける人なんじゃないか。ただ、そういう細かいこと抜きにしてとても嬉しい感想でした。ありがとうございます)
Obsidian、どうやって使ってる?
細かなことはきちんと定まってるわけじゃないんですが「音声で聞けるナレッジスタック」というのを始めていこうと思っています。
たぶん、これをやろうと考えるようになった一番の理由はブックカタリストというPodcastを続けていることから。
ブックカタリストというPodcastの収録をしていると「これは自分一人で考えてても思いつかなかっただろうなあ」と感じることがしょっちゅうあります。これは自分一人では決してできないことで、だれか「相手」がいるおかげで成立する行為です。
そうやって「相手」の重要性を感じて、ここ1〜2ヶ月くらい意識していろいろな人と「対話」することをこころがけていました。
主にZoomを使ったリモートでの対話ではあるんですが、そうやって話してる時にたとえば「Obsidianどうやって使ってますか?」って聞いてみると、自分とは全然違う面白い使い方というのがいっぱい出てくるんですよ。しかもその面白さって、意外にも話している本人は面白いともなんとも思ってなかったりもするわけです。
あれ、なんかこういう面白い話って、自分だけが聞くんじゃなくて、みんなに聞いてもらったらめっちゃいいんじゃない?
そう考えて、いろいろな人に「Obsidianってどうやって使ってる?」「タスク管理みたいなのってどうやってる?」「他にオススメのノートアプリとかある?」みたいなことも意識的に聞いてみたりするようにしました。
そうやっていろいろな質問をしてみると、こういうのって聞いてる自分だけじゃなくて聞かれる側もけっこう楽しいみたいなんですよね。(自分がそういう立場になったと想像するとすごくよくわかる)
知りたいことを知ることは簡単にできるようになったけど、実は今のこの世界って、話したいことを自由に好き放題話すことって意外に難しい。時間をかけて自分の話を聞いてくれる相手って、意外に簡単には見つからない。
ましてやそれが、Obsidianなどのノートツールをどうやって使っているかなんて、もうそういうことを思う存分話せるような環境なんて、ないに等しいわけですよ。
それを思う存分「自分はこうやって使ってるんだ」「ここが便利で気に入ってる」「こういう工夫をするとめっちゃ面白いぞ」なんてことを話せたら、楽しくないはずがない。
さらに、こういう風に自分のやり方を他人に話してみると、話すことを通じて自分の考えが整理されるという効果も現われたりします。この方法がすごくいいと思ってたけど、話してみたらもっといい方法が見つかった、なんてこともごく普通に起こります。
つまり、聞く側も話す側もいいことがいっぱい。さらにそれを横から聞く人も、多様な意見を聞くことが出来て、自分の使い方にも応用できて超楽しい。
もちろんこれは、天才的ウルトラスーパー聞き上手ごりゅごさんの神がかった傾聴力という100万人に一人しか存在しないようなSSR超えのスーパーレアスキルが存在するからこそなし得る貴重すぎるコンテンツではあるんですが、これはナレッジスタックを読んでくれているような人であれば誰もが楽しめるコンテンツになるであろうと信じています。
まだ企画段階で、どうやって実行していくかはこれから考えていくところなんですが、自分的にこれはきっと面白いと思うし、こうやって書いておくことでやるしかないという強制力も生まれるため、ちょっと早めに皆様にもお知らせした次第です。
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↑こういう感じの他の人の使い方、もっと知りたい、って思うような人であれば、きっと楽しんでもらえると思います!