👋 こんにちは、はるなです。
普段は✉️ iPad WorkersというiPad特化型のニュースレターを配信しています。五藤隆介(ごりゅご)さんの妻です。
前回は、書くことで思考を進めるための「分けて書くコツ」を3つ紹介しました。
線を使って「タイトルと本文を分ける」、色を使って「自分の内からの情報と外からの情報を分ける」、数字を使って「順序や優先順位を分ける」、3種類の分けて書く方法です。
今回は、「分けたパーツをつなぐ技術」を紹介します。
🧩 分けたものをつなぐ重要性
前回は、アイデアや情報を整理するために「分ける」手法について紹介しました。線、色、数字といった方法を使うことで、複雑な内容を分けて考えることができるようになります。
「分けて」書くことで、頭の中のごちゃごちゃした思考も整理され、何が大事なのかが自然と浮かび上がってくるからです。
しかし、分ける「だけ」では十分とは言えません。次の段階では、分けた要素がどのようにつながり、全体としてどのように機能するのかを理解することが重要になってきます。
分けることで、情報やアイデアがパーツ化され、そのパーツを「つなぐ」ことで、それぞれの関係性が視覚化され、さらに深く考えることができるようになるのです。
🔗 3つの「つなぐ」技術
情報をつなぐ際の基本となるのが、次の3つの記号です。
→(矢印)で「順序」や「因果関係」を示す
矢印は、情報の「順序」や「因果関係」を示すのに適した記号です。
たとえば、順序を表す時はこのように表現できます。
朝のルーチン:起床 → 歯磨き → 朝食 → 出発
プロジェクトの進行:アイデア出し → 企画 → 実行 → 振り返り
矢印を使うと、連続的な流れやストーリー性が可視化されるため、物事の前後関係が直感的に理解しやすくなります。
他にも、ある原因が結果を生み出す流れを矢印でつなぐこともできます。接続詞の「つまり」「だから」「なぜなら」「その結果」といった言葉を矢印で置き換えるイメージです。
原因と結果を矢印で表すと、このようになります。
風邪をひいた流れ:薄着で外出 → 体が冷える → 風邪をひく
環境への影響:工場の排気ガス増加 → 大気汚染による健康被害 → 医療費の増加
原因と結果が連続的に影響し合う流れを視覚的に矢印で表現することができます。これにより、複雑な因果関係が一目で理解しやすくなります。
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