先日、Obsidianで普段どんなことをやっているのかを改めて整理してみたんですが、その中で個人的に今一番ホットなのが「ホームノート式年遷宮」と名付けたObsidianの拠点となるノートを定期的にリセットする仕組みです。
ホームノートを定期的に引っ越しして最新最強の状態を維持し続ける
この方法の元々の目的は「定期的にホームノートを作り直すことで使いやすい状態を維持する」ことでした。
効果はまあだいたい期待通りという感じだったんですが、定期的なリセットによって得られた副次的な効果が気に入ってしまい、毎回ホームノートを作り直すことが楽しみになってきています。
副次的な効果とは何なのか。
簡単に言うと、リセット前の古いホームノートが、ごく自然に「日記」として意味を持ってくるようになって、ついでに1週間分の振り返りまで出来るようになってしまう、ということでした。
なんでそんなことになっていったのか。これを、ごりゅごのホームノートリセットという試行錯誤の物語をたどりながら紹介したいと思います。
1週間を俯瞰する予定作り
なぜホームノートが「日記」としても機能するのか。まず最初のきっかけは、ホームノートで1週間レベルの予定を俯瞰できるようにしたい、と思ったことからでした。
ずっと昔から「予定」というものを管理するときはカレンダーアプリを使うものだと信じていました。「予定」と言えるものは、ほぼ全部カレンダーアプリに入力しています。
子供の運動会などの特別なイベントは当然として、家族会議やPodcastの収録といった定期的に行われる用事など、外出を伴うものと他人と関わりがあるものはすべてカレンダーに予定を入力します。
デジタルのカレンダーは、場所を入力しておけばそこからすぐに地図を開いてナビが出来るし、出発が必要な時間になればきちんとお知らせしてくれます。最近だと、URLを入力しておくことでZoomをそのまま開く、なんてこともできるようになって、とても重宝しています。
ただ、デジタルのカレンダーは全部「均一」なんですよね。
自分が定義する「予定」というのは、なんらかの「約束」はすべて「予定」です。ただし、その予定にも、強弱色々あるわけです。ほとんど準備が必要ないものもあれば、何時に出発すればいいかさえわかれば十分なもの、数週間前から入念な準備が必要なものなど、同じ予定でも重みが違います。
そのころちょうど、週に1回のタイミングでお絵かき教室に行くようになったこともあって、もう少しうまく「予定」を管理したい。あらゆる予定が均一に並ぶんじゃなくて、必要な情報が整理された状態にしたい、と思うようになってきていました。
そこで思いついたのが「ホームノート」にメモ書きが必要な予定に、必要十分な情報だけを書いておく、という方法でした。
普段見てるカレンダーだとこんな感じの表示になります。
もちろん、表示するカレンダーを調整することで視認性は上げられるけど、それなら「作ればいい」と思えるのです。
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