お知らせ
『アトミック・シンキング』が1月のKindle月額セールの対象になり、半額で購入できるようになりました。
新年早々これは大変縁起がいい!
アトミック・シンキングはKindle Unlimitedでもご覧いただけますが、(電子的に)手元に残しておきたいと思っていただけた方には大変お得なタイミングです。是非ご利用ください。
デイリーノート仕事術
と、こういううれしい感じに続いて、ここからはメインの話。次回のナレッジスタックセミナーのお知らせです。
次回ナレッジスタックセミナーの開催日は1月7日。「Obsidianデイリーノート仕事術」というテーマでZoom上で話をします。
具体的には、Obsidianのデイリーノートを仕事を進めるメインツールとして活用するためにどういうことをやっているのか。これを、ごりゅごが実際に使っているデイリーノートをモザイクや伏せ字なしでストレートに実例としてお見せします。
今回は新年1回目のセミナーなので、最初は新年にふさわしそうなテーマにしようと「1年の計はObsidianにあり」というキーワードを思いつきました。
とは言え、ごりゅごは「今年の抱負」だとか「今年の目標」みたいなものを設定する意義には懐疑的で、「1年の目標ではなくテーマを作るべきだ」とここ何年か主張しており、去年の最初にもそんな内容のニュースレターもお送りしています。
となると「1年の計」ではなく「1年のテーマ」を考える内容にすべきではないか?
では、Obsidianを使って1年のテーマを作るとはどういうことなのか。どうすればうまく「テーマを作って、それを生かす」ことができるのか。
そうやって考えてみると、1年のテーマをうまく生かすためには結局「デイリーノートをうまく使う」のが一番いいやん、という結論に至りました。
それっぽいフレーズで言い換えるならば、1年の計はデイリーノートにありという感じでしょうか。
個人的な話をすると、9月に「ナレッジスタックの有料プラン」を始めてから、ナレッジスタックをどうするかで頭がいっぱいで、わりと「精神的に余裕がない日々」を送っていました。
そこに解決の糸口を見せたきっかけが「デイリーノート仕事術」という仕組みでした。
まずはやること1つを1つのノートで管理して、それを「インボックス」に並べる。
大抵の仕事は「前と同じ」部分が多くあるので、それをすぐに参照できるように前後の記事へのリンクを作る。(Dataviewを活用)
そして、それらの中から「今日何をすればいいか」をデイリーノートに表示する。
このあたりがうまくいく仕組みを考えて、今日やるべきことはほぼ「今日のノート」を見るだけで把握可能になりました。
あとは、ここにある「今日やること」にきちんと手を付けて、やることが全部なくなったらそれで終了。
この仕組みで「やりたいこと」も「やるべきこと」もわりといい塩梅に進められています。だいぶいろんなことを先回りして進められるようになってきました。
また同時に、デイリーノートはやること管理の起点にするだけでなく、実際にやったことの「作業記録」を残す場所でもあります。これは特に、繰り返し発生する仕事や、中長期の仕事で大いに活躍します。
作業記録を残すのって、わりと面倒なイメージがありますが、これは書くことが面倒くさいというよりも「書くことを忘れてしまっていた分をあとで書くのが面倒くさい」のだと気がつきました。なので、書くことを忘れない仕組み、うまく記録を促す仕組みを作ってやればさほど苦労せず記録を残すことができるようになります。(なりました)
そして、記録をある程度きちんと残せるようになれば、結果的に記録を生かした仕事の進め方も身に付いてきます。
こういった感じで、今回話そうと思ってる内容は、1つ1つはわりと「普通のこと」ばかりです。「これさえやれば毎日の仕事が完璧に終わって、毎日確実に定時に帰れるようになる!」みたいな派手な効果があるものでもないし、仕事の効率が10倍になって、年収も10倍になる、みたいなこともありません。
どちらかというと、ちょっと面倒だと思ってたことがちょっと楽になって、ごちゃごちゃしていたたくさんのやることが少し整理出来るようになる方法、という程度のものです。
特に、作業記録を残すなんてむしろ「記録を残す時間がもったいない、その時間にもっと仕事が進められるはず」なんて考える人もいるでしょう。
ただ、そういう仕事の進め方は息苦しくて疲れるし、それを長続きさせることは難しい。短期的にはその方が上手くいくかもしれませんが、これから10年とか20年とか働くことを考えると、きちんと「余白」を残して多少のトラブルにも対応できる、長続きできる安定した仕組みこそが重要なのです。
ポイントは「自分が重要だと感じること」を一通りObsidianのデイリーノートで実行し、記録できるようにすること。このやり方で、少なくとも昨年後半はいっぱいいっぱいな感覚はほぼゼロになり、これまでにやったことをかなりうまく活かせている、という実感が持てるようになりました。
なお、今回実際に紹介する内容は、Obsidianデイリーノート仕事術で紹介したことと大きくは変わりません。大雑把な部分は、記事をご覧いただくとほとんど把握できるはずです。
ただ、自分が「しっくりくる感覚」というのは、細かなちょっとしたことが組み合わさることで完成している部分が多くあります。
それは、おそらく文章でまとめたものよりも、実際にObsidianの画面を見せながら説明する際の「ちょっとしたところ」からの方がより「伝わる」のではないか。というかおそらく、読むのではなく聞いて学ぶことの本質はそういった「細かなニュアンス」なのではないかな、とも感じます。
そういう観点で言うと、ナレッジスタックのセミナーは「情報効率」ということばでは伝わらない「手触り感」をお伝えするのが目標です。(いただいた感想めっちゃ参考になってますありがとうございます)
なので、今回もこれまでと同じように「Obsidianの実際の画面を見せながら喋る」というスタイルを続けていきます。
単独チケットも用意
なお、今回は試験的にセミナー視聴用の単品チケットも用意してみました。
ナレッジスタックの有料プランに加入してもらえば、他の記事も読めるし、過去のセミナーアーカイブも見られるし、料金も安いけど、それでもサブスクはちょっといやだ、というご意見も耳にします。
ある意味、「興味ある話だけ聞く方が理に適っている」と考える方もいると思って用意したものです。
ただし、セミナー視聴単品チケットは「アーカイブ配信はありません」ので、サブスク登録して、一ヶ月以内に解約していただいた方がお得です。単品チケットは、それらをご理解いただいた上でご購入ください。
単品チケットはこちら
実践!Obsidianデイリーノート仕事術 - パスマーケット
開催概要
Zoom参加用URLは、開催直前にメール及びSubstackアプリからお送りします。1
開催日時:1月7日21時〜23時
内容:Obsidianを使ったデイリーノート活用法の紹介(プレゼンテーション及びObsidianでのデモンストレーション)
注意事項:Obsidian以外のツールでも大きな部分では応用可能な内容ですが、他のツールでどのように実践できるかという質問にはきちんとお答えできません。
ナレッジスタック有料会員の方には、当日0時にZoom参加用のURLを掲載したメールをお送りします。開催直前には、Substackアプリのチャット機能でURLをお送りします。
単品チケットをご購入いただいた方には、同じく当日0時と開催直前に、パスマーケットよりZoom参加用のURLをお届けします。