前回は、読書の際にしているアトミック式マーキングを紹介しました。今回は、そのマーキングを参考に読書ノートを作成する手順を紹介します。
読書ノートは要約とアトミックノートを作る
2回目読みをしながらノート作りをしていきます。私が主に作りたいと思うノートは、要約とアトミックノートの2つです。要約とは「本が手元になくても内容を表現できるもの」とします。理想を言えば、本が手元になくてもノートがあれば、本について語れるレベルを目指したいところです。アトミックノートとは、「文脈から切り離し、そのノート単体で内容を理解できるようにしたノート」のことです。
私が読書ノートに求めているものは2つで、(1)どんな本だったのか説明したい、(2)本に書いてあることを使いたいというものです。ここで言う「使いたい」とは、話す、書く、行動する際に役に立つようにしたいという意味です。基本的には要約は(1)に対応し、アトミックノートは(1)と(2)の両方に対応する感じです。
要約は説明できればなんでもいい
要約は、どんな本だったのか説明するために作成します。その際の形式は色々です。箇条書きもあれば、文章の形もあります。長さも本によってバラバラです。ただ、共通しているのは、要約ノートがあれば本の説明をできることです。それさえできれば十分だろうという風に思っています。いくつかイメージを貼っておきます。
■箇条書き形式(『創造性はどこからくるか』の読書ノート)
■文章形式(『会話を哲学する』の読書ノート)
アトミック式マーキングを参考にアトミックノートを作る
次に、アトミックノートを作り方を紹介します。例えば、前回の記事のアトミック式マーキングを参考してノートを作るとしたら次のような感じのノートができます。今回の場合は、2つのアトミックノートを作成しました。なお、アトミックノート作成後は、読書ノート内にアトミックノートを並べておきます。
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