家族3人で1泊の旅行に行ってきました。
旅行って圧倒的に非日常の出来事なので、大抵の場合普段やってる日記などの記録は旅行から帰ってきてから書くことになります。
さらに言えば最近はノートに紙を貼るなんてこともするようになったので、旅行の後はますますこういう記録に時間がかかるようになります。
で、今回はちょっと思い立って、思いっきり贅沢に、とにかく時間に糸目を付けず、急がずにゆっくり記録を整理してまとめるということを試してみました。仕事やその他やらないといけないことを忘れ、旅で経験したあらゆることを記録に残すことに専念したのです。
とにかく急がずゆっくりと、デジタルでもアナログでも思いつく様々な方法で旅の記録を整理してまとめる。そんなことを存分にやり尽くし、かかった時間を見てみたら、全部でだいたい2時間くらい。
この2時間という時間の中では、たとえばAppleのジャーナルアプリでどうやって旅行を整理したら楽しくなるかな、なんてことを試行錯誤していたり、今回の旅行に持っていった持ち物と、その反省点をメモしていたりと、単純な旅の思い出の記録以外のことも色々と実践しています。なので、純粋な記録に使った時間だけを見れば、もう少し短いのかもしれません。
1泊2日の旅行(最大48時間)の記録を整理するのに、使った時間が2時間ということは、雑な計算をして旅行時間の5%くらいに相当するもの。割合としてそのくらいの時間を記録のために使った、考えることが出来ます。
これを、どう見るか。
その時の自分は、確かに2時間という時間は非常に長い時間だが、今後40年くらいにわたって今回の旅行を思いだして楽しめるようにする準備としては、まったくもって問題ないどころか、もっとたくさん時間を使ったっていいんじゃないか、くらいのことを思ったのです。
なによりも一番大事なことなんですが、こうやって旅行の思い出をまとめてる時間というのも、自分の場合は旅行に行ってるときと同じくらい楽しい気分になれる行為なんですよね。そう考えたら、これはもう最高の娯楽であり、まったくもって時間がもったいないなんて感覚になるわけがない。
「目の前のこの瞬間を楽しむために写真なんか撮ってたらもったいない」なんて考え方も世の中には存在してると思うんですが、目の前のこの瞬間を最大限楽しむこととなんてのはごく当たり前。それに加えて写真などの記録を残すことによって、将来にわたってずっと「この瞬間」を何回でも楽しむことが出来るようになる。
この辺りが自分が記録を残そうとする根本的な動機で、今も昔のこの考えは変わってないんだな、ということを改めて思いだしたのでした。
どれだけ記憶力がいい人でも、なにかを思いだそうと思ったらきっかけが必要です。記録を残して整理しておくことで、そのきっかけをより多く作ることが出来る。つまり記録を整理しておくというのは、できるだけたくさんの「思いだすきっかけを作る」ということ。
久しぶりにゆっくりと記録を整理するということを試してみて、こんなことを考えることが出来た、というのもゆっくり記録を整理したことで得られたことだとも言えそうです。
(で、こういう考え方は普段の仕事や生活にも応用できるはずだよね、ということを今改めて考えています)
以下、今回2時間かけて作った記録の一部をご紹介します。
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