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1周まわって再び考える、紙の手帳を使う意義

1周まわって再び考える、紙の手帳を使う意義

🔧デジタルとアナログのバランス感覚を再考する

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goryugo
May 01, 2024
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1周まわって再び考える、紙の手帳を使う意義
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2024年3月2日にトラベラーズノートという紙の手帳を購入し、そこからずっと「紙が得意なこと」について試行錯誤しています。

これまでに買ったトラベラーズノート→📋トラベラーズノート - ごりゅご.com

これまでに書いたトラベラーズノート(手帳)の話

  • 手帳を使うために手帳の使い道を考える

  • 『たいていのことは20時間で習得できる』の実践

使った期間としてはまだ2ヶ月程度なんですが、たぶんこの2ヶ月はこれしか考えてない、くらいにいろいろなことを試しています。

まず前提として、ごりゅごはこれまで本当に紙のノートを使わずに生きてきました。少なくとも、仕事で紙のノートを使うという経験は、ほぼゼロといっていいレベルで、デジタルでどれだけのことをやれるのかをずっと追求していました。

デジタルしか使ってこなかった自分としては、こうやって紙のツールを使ってみたことによって「デジタルが得意なこと」に関する理解も一段階深まったような気がします。

そんな経験を踏まえ、具体的にどういうことはデジタルをそのまま使おうと考えて、どういうことはアナログを使おうと思ったのか。そんなことを改めて整理してまとめてみたいと思います。

デイリーノートはデジタルが最適

まず、最近ごりゅごが「デジタルノートの第一歩」としてひたすらオススメしている「デイリーノート」

これは、今でも確実に間違いなくデジタルノートの方が便利だと思ってます。

もちろんこれは、自分のデイリーノートの使い方とも関係はしてくる話ですが、おそらく多くの人にも同じことは言えるはず。

デイリーノートの基本は「たくさん書くこと」です。

たとえば自分は、まず仕事を始める時に。「とりあえず今日はまず〜の記事を書いて、その次にやることを考えていこう」みたいな感じで、文章で、思ったままに自分がやろうとしていることを書きながらパソコンに向かっています。(『ロギング仕事術』リスペクト)

こういう「脳内垂れ流し」みたいなやつは、やっぱりデジタルツールが楽ですね。感覚的な部分が理由かもしれないけど、音声メモでは速すぎるし、手書きでやろうとするには多すぎる。

「とりあえず終ったから次はをやる」みたいな口語的なフレーズは、キーボードで入力するのが一番好みに合うし、そういうことを大量に書いても鬱陶しくないのは、実質デイリーノートしかない、くらいのことは言えると思います。

大量に書いても、翌日以降邪魔にならないこと。この「大量を受け止められる」のはデジタルの得意なところのひとつ。

とにかくたくさん書いていいし、ぐちゃぐちゃでいい。これは変わらずObsidianが「さいきょう」でした。

ギター練習記録はアナログノート

逆に、これまでずっとやっていたギターの練習記録に関しては、Obsidianで管理するのをやめて、紙の手帳に手書きしながら記録を残すようになりました。

細かいことを言うと、まずは練習をしながらちょろっとiPhone(iA Writer)でメモをして、それをあとから紙の手帳に整理する、ということをやってます。

この方法のよいところは、まず雑多なメモを一度整理することで「やったこと」の振り返りができること。そして、ある程度整理された情報を、パラパラと直感的に、自然に振り返りができること。

昨日の練習で何をしたのかを振り返ることで、同時に今日は何をやろうかを、昨日を元にして考えることができる。

Obsidianでデイリーノートとして管理する場合、前日の記録を確認するにはページ移動が必要となり手間がかかります。それならば、と専用の「ギター練習ノート」を作ってみると、今度はどんどんノートが長くなって、すぐに続きを書けなくなったり、そもそも(他の用途でも良く使っているObsidianで)わざわざ「ギター練習ノート」を開く、という手順が必要になってしまいます。

じゃあ、ギター練習の記録には別のアプリとかを使ったらいいのだろうか?とか色々考えてたうちに、もうデジタルじゃなくてアナログのノートでいいんじゃね?というところに辿り着いた感じです。

たとえばギター練習ノートはこんな感じ

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