🌱トピックノートの実際の作り方・整理の仕方

制限を加えることでより「自由」にノートを使えるようになる

MOCが「どうも自分にはしっくりこない」ので「トピックノート」というものを考えて作ったみた、という話の続きです。

前回の話はこちら

🌱トピックノートを使ってノートをまとめる

今回は、実際にごりゅごがトピックノートをどのように使っているのか。どうやって作っているのか。どういうルールで運用しているのか、などをまとめてみたいと思います。

リンクと見出しだけが気分がいい

「トピックノート」というものを作り出した理由は、この形だと自分の気分がいい（見やすい）からです。

なので、あくまでもこれは「俺ルール」でしかありませんが、俺ルールを紹介する中で、他の人にも役に立つヒントが隠れているのかもしれない、という考えの元で書いています。

やり方は今後いくらでも変化する可能性はあるし、そもそもノートの作り方に「正解はない」ということを踏まえた上での話です。

トピックノートのルール

「トピックノート」のルールは以下の3つ。

• 見出しとリンクしか使わない（本文は書かない。空行はアリ）

• リンクに階層を作らない（見出し以下はすべてフラット。見出しの階層はアリ）

• 長くなりすぎるなら分割を考える（スクロールなしで全部見たい）

実例をお見せすると、こういう感じ。

こういうのはアリ

整理できるものは見出しで整理

これはなんか違うからなおしたい

こういうルールがあると、できることの自由度は減るんですが、制限のおかげで考えることが少なくなり、結果「中身」に集中できるというのがメリットだと考えています。

どのようにトピックノートを作るのか

トピックノートは「キーワード」を基準にして作ります。

「そのキーワードを使ったノートが複数あると感じた」ときに「そのキーワードについて整理したい」と思ったらまとめる=トピックノートを作る、という流れ。

一番よくあるパターンは、本の中身を1トピックずつ整理しているときに、同じキーワードがたくさん出てくるとき、というもの。

[『WILLPOWER 意志力の科学』](『WILLPOWER 意志力の科学』)を読んでいたら「意志力」というキーワードは大量に出てくるし、『英語独習法』を読んでいれば「英語学習」に関するノートはたくさん出てきます。

こういうのを「思いついて」「まとめたくなったら」ノートに集める。

このときにとても役に立つのがObsidianの「エイリアス」という機能。

Obsidianのエイリアス - ナレッジスタック - Obsidian Publish

ここに色々な名前をつけてあげることで、Obsidianの「バックリンク機能」を使って、まだリンクされていない、そのキーワードを使ったノートを見つけ出すことが可能になります。

また、毎日のノートの振り返りをしているときに、今まで作ったノートもトピックノートに追加できそうだな、と思いつけばそれも手動でリンクを追加。

リンクが複数になってきたら「似たようなもの」をまとめて、ノートにタイトルをつけるように「見出しをつけてみる」

時間術topic.md（再掲）

もしこのノートがスクロールしないと一望できないくらいの長さになってきたら、一部分だけを独立させて別のトピックノートを作ります。（この辺りは、まだあまりたくさんのノートがないのでまだ未成熟）

トピックノートから得られる効果は、これまでも紹介したMOCとほとんど変わることはありません。

ただ、こうやって「自分ルール」があるおかげで、整理してまとめることが容易になり、結果その分野についての自分の考えがまとまりやすくなる。

そういう意味で自分の場合は「制限をつけたことが成功」でした。

同じようなテーマのノートを集めるだけなら自動でできるじゃん、て思いがちですが実はそういうわけではなく「自分でリンクを作ること」には大いに意味があります。

機会があればその点などもまたまとめてみたいと思います。