前回「アウトラインを作る」ということを意識してから、かなり積極的にアウトラインを作るようになるようになりました。
🌱アウトラインと「ずっと使えるノート」の組み合わせ - ナレッジスタック
自分は、なんとなくMOCとかアウトラインに「気合入れたもの」みたいな印象を持っていたんですが、どうやらこれはそういうものではないみたいです。
似たようなテーマのノートが3個くらい集まったら、さらっとそれをまとめるためのノートを作ってみる。
そこから全然広がっていかないようなノートもあるんだけど、それはあんまり気にする必要はない。
重要なのは、それらのノートが「ちゃんと目の届く場所にいて手入れできる状況になっているか」
そして、そういう「目が届くようにする」のに大変便利だと思っているのがObsidianのグラフ(Graph)機能です。
グラフってあんまり使ってない?
ObsidianだったりRoam Researchだったりについているノート間の繋がりを表示させる「グラフ」機能ですが、絶賛している意見もあれば「楽しいけどなんの役に立つかわからない」みたいな意見もよく見かけます。
ごりゅごもつい最近までは「楽しいけどなんの役に立つかわからない」と考えている人間の一人でしたが、いつの間にか「Local Graph」は欠かせないものになっています。
Obsidianの2種類のグラフ
Obsidianの場合には「グラフ」は大きく2種類のものが存在します。
1つは、ノート全体の繋がりを見ることができる「Graph View」という名前のもの。
これは文字通り「全体」のつながりをグラフにして見せてくれるもので、ごりゅごの中ではこれはまだ「たまに見ると楽しい」というだけのもの。
(超余談なんですが、このGraphを開いてから⌘+Pを押して、Start timelapse animation、というのを選ぶとGraphができていく様子のアニメーションが見られて楽しいです)
余談は一回置いといて。
Graphの表示方法の2つ目のものが、ノート1つ1つのオプションから選ぶ「Local Graph」です。
(これも⌘+Pから「Open local graph」を選ぶorノートの「…」から選択することで表示可能)
グラフから関連ノートを探してアウトラインを作る
グラフの良いところというのは色々あるんですが、最近はアウトラインを作るときに大変重宝するようになっています。
前回は「エバーグリーンノートを執筆に生かすようにするにはアウトラインが重要だ」ということに気が付いたんですが、アウトラインを作る時にGraphから関係がありそうなノートを見つけられる、というのはすごく便利です。
もちろん、前提としていろんなノートがリンクで繋がっている、ということが必要です。
ただ、リンクがたくさんあるノートが一定量溜まってくると、それに関連するアウトラインを作るというのは非常に楽になってきます。
ちなみに、コツというかなんというか、Graphをある程度便利に使うためにはある程度Graphの表示の仕方を工夫しておくことが重要です。
その辺りの細かい設定やカスタマイズなどはここにまとめていますので、そちらもご覧ください。
ObsidianのGraph機能を使いこなしていい感じにする設定 - ナレッジスタック
最後まで読んでいただきありがとうございます。
実はこのニュースレターを書いている途中で、以下のObsidianのプラグインを見つけまして、これが自分が欲しかったものドンピシャでだいぶ興奮しておりまして、そっちも早く書かねば、って感じの状態になっています。
簡単にいうと、ObsidianでAnkiができるようになる、というツールなんですが、素晴らしいのはそこに「ノートを見直して修正する」というモードもある、というところ。
このプラグインについても、できるだけ早くまとめて、ニュースレターでお届けしたいと思っています。