買ってよかったもの2024
📅整理したら1つのコンセプトにつながった
毎年、年の瀬になるとPodcastで「買ってよかったもの」について語っています。
🎙779 買ってよかったもの2024 作成者:ごりゅごcast
今年は、全体として「もの」というよりも「コト」を主題にして、それを実践するために使うものばかりが「買ってよかったもの」でした。
せっかくなので、文章の形でも「今年買ったよかったもの」を紹介したいと思います。
歩くとすぐに疲れる靴
この靴を知ったきっかけは上記記事でした。そこで2023年の「今年一番の買い物」として紹介されていたのがこれ。
特に素晴らしかったのがこのフレーズ。
私は本来ファッションにあんまり興味がない。靴なんて快適であればそれでいい。軽くて、丈夫で、歩きやすくて、疲れにくければ最高だ。でも何かの間違いで、歩くとすぐに疲れる靴にハマってしまった。手段であったはずの道具で楽しむことを覚えたのである。
自分も、靴というのは「機能がすぐれているか」だけが価値の判断基準だったので「楽しい」という基準はとても目新しいものでした。
ちょうどその頃は、『直立二足歩行の人類史』『運動の神話』などの、歩くことをテーマにした本からも影響を受けていた時期で、そうしたことも関係しているかもしれません。
はじめてこの靴を履いて歩いた時は、少し歩いただけで脛の筋肉がすごく疲れた印象があります。(明らかに「いつもと違う」歩き方になってた。そしてそれが「靴がなかった時代の人間の歩き方」に思えて、それが楽しかった)
冬の今にこの履くと足の裏まで冷たいし、まじで純粋に「歩くと疲れる」んだけど、健康的な、原始の歩き方という感じがして、とても楽しい。
最近は、旅行に行く時もこの靴を選ぶようになっています。
(ついでに言うと、最近は旅先では意識して歩く距離が増えました。高田馬場から池袋って歩いたらどの位?って聞いたら、え、それ歩くの?マジで?みたいに言われたりしたことも思い出しました)
手書きをするための(ちょっと高級な)紙とペン
2つ目は、今年から始めた「手書き」に使った道具達。
具体的な道具としてなにか1つを選べるわけではないんですが、書くもの書かれるものをそれぞれ一つ選ぶとすれば、A5サイズのMDノートと、パイロットのカスタム74という万年筆の組み合わせかなあ。
「合理性」を考えるのであれば、使えばどんどん減る紙というのは非合理(コンピュータのメモは実質無限)だし、その上さらにそれなりにお高い紙とペンを選ぶと言うのも「合理的ではない」と言えるかもしれません。実際、少し前の自分は紙とペンについては少なからず「もったいない」という感覚を持っていました。
ただ、それを言ってしまうと、所詮人間が生きるということすら「もったいない」ということになってきてしまう。
結局のところ「豊かな暮らし」というのは、無駄なこと、ゆっくりなこと、贅沢なことがあることで成り立つであろうということ。その、豊かな暮らしを成り立たせるために、ちょっとよい紙とペンというのは、非常に大きく貢献してくれるようになりました。
また、もう一つ自分が「手書き」をしなかった理由が、自分が書く字が下手くそだったから、ということ。
自分が書く字を、自分が汚いと感じていて、それを見たくないから、手書きをしたくない。ずっとそう思ってたんですが、それも「練習」で克服できました。
「なんでも上達できる」と思うとあらゆることに挑戦できる - by goryugo - ナレッジスタック
「練習すればできるようになる」と思えるようになった「こと」の結晶としての紙とペン。そう考えると、この習慣、生活スタイルの変化こそが一番の「よかったこと」と言えるかもしれません。
懸垂するための棒
最後にもう一つ、買ってよかったのが「懸垂バー」
これも、懸垂バーという道具自体はオマケ的な存在で、自分にとって重要なのはプリズナートレーニングという、自宅でできる筋トレの習慣が身についたことが「よかったこと」だと言えます。
🎙775 家で「超簡単」なところからゆっくり始められるプリズナートレーニング 作成者:ごりゅごcast
「習慣化が得意」なのは性格ではなくスキルとして獲得できるのではないか? - by goryugo - ナレッジスタック
BC101 『プリズナー・トレーニング』 - by goryugo - ブックカタリスト
↑こんな感じで、何度もプリズナートレーニングについて語っているんですが、まだまだ飽きてません。
今日でプリズナートレーニングを始めてだいたい100日くらい経過したところですが、この100日間はこすべて自分が立てた計画通りのトレーニングができています。(計画的な休息はあるが、時間がなくてできなかったとか、面倒でやらなかったという日は一度もない)
楽しく続けられている理由は、これまでたくさん語ってきましたが、そんな中で先日Podcastで話してて新しく浮かんだのが「反逆」という感情のことでした。反逆というよりは、ごりゅごはひねくれ者である、という言い方の方がより正確なのかもしれません。
大抵の場合、筋トレしてるっていうことばは「ムキムキ」と結びついているように感じます。トレーニングジムに定期的に通って、重いウェイトを必死に持ち上げて、筋肉がデカいムキムキな身体を目指す。
そんなのが世間一般の「筋トレ」のイメージじゃないかと思うんですが、プリズナートレーニングというやつは、ほぼ全部がその真逆と言えるような価値観を持ったトレーニングです。
まず、トレーニングはジムに通わない。自分の家で、自分の体一つを使って鍛える。だから、ジムに行かなくていいしウェイトトレーニングの道具も必要ない。(例外:ぶら下がる棒)
さらにプリズナートレーニングは「ムキムキ」を目指さない。目指すのは「見た目的に強そうな体」じゃなくて「本当に強い体」
だから、怪我や痛みを抱えて体を鍛えるなんてもってのほか。本当に「強い」こととムキムキな体は関係ない。(もちろん、鍛えていく過程で標準的な身体よりはムキムキになる。重要なのは、ムキムキになることが目的ではないということ)
そういった「普通」「当たり前」っぽいことと真逆に感じられるような価値観も、プリズナートレーニングが気に入った理由のひとつだな、ということにも思い至ったのです。
そしてそう考えると、実は今年買ってよかったものと言うのが全部1つのコンセプトでまとめることができました。
一番最初の「歩くとすぐに疲れる靴」も、靴と言う道具に対する反逆のアイテムに思えるし、今あえて紙とペンを大切に使うというのも、スマホでメモするのが当たり前の現在に対する反逆心と言えるのかもしれない。
よくよく考えてみると、ナレッジスタックという存在そのものも、同じようなコンセプトなのかもしれません。
デジタルノートと言えばNotion、といえるくらいNotionが圧倒的多数を占め、生成AIを使った生産性アップが超もてはやされている中で、Obsidianというツールを使って、自分の頭で考える、というコンセプトの話ばかりをしている。
少なくとも、購読者を増やすと言う観点ではあまり賢くない選択だとは思うんですが、結局自分は自分が興味あることしか追求できないから、今こういうことをやっているわけで、おそらくこれからも「今、自分が面白いと思ってることを追求していく」というコンセプトは変わらないでしょう。
自分の目で見て、自分の心で判断する。これって、言葉で言うほど簡単なことではないんですが、今後もできる限りそうであり続けられるように努力はしていきたいと思っています。





