LLRがコミュニティプラグインに登録されました
📢v0.2.0で時刻がタスク名の後ろに並ぶようになります
ごりゅごが作ったプラグイン「LLR」が(まだ人間レビューは通ってないんだけど)Obsidianの「コミュニティプラグイン」のところからインストールができるようになりました👏👏👏👏👏
そして、これに伴って、いろいろと機能追加と仕様変更を行ったので、それを簡単に紹介します。
LLRって何?という方は、最初に書いた紹介記事 AI時代の記録の価値を高めるplugin「LLR」 をどうぞ。実際にLLRを土台にした使い方は タスクが「手順書」になる や 計画とLLRがあればAIがデイリーを組める に書いています。
コミュニティプラグインに登録されたので、Obsidianがインストールされていればこのリンクからプラグインもインストールできるはずです。
「時刻」が「後ろに並ぶ」ようになります。
このリリース(バージョン0.2.0)から、タスク行の書き方がひとつだけ変わります。
実績の開始/終了時刻が、タスク名の「前」から「後ろ」になります。
旧:
- [x] 18:34 - 19:00 晩ごはん (30m > 26m)新:
- [x] 晩ごはん 18:34 - 19:00 (30m > 26m)
時刻を後ろにした理由
人が書く場所と LLR が書く場所を分けたかった
まず一つは、本文は人が書く場所、末尾はLLRが書く場所、という構造で区別したくなった、ということ。
旧: - [x] 18:34 - 19:00 晩ごはん (30m > 26m)
新: - [x] 晩ごはん 18:34 - 19:00 (30m > 26m)これは、最近搭載した@doneとか@6月1日という新機能とも関連します。
詳細はもう仕様を読んでくれ、なんですが、タスクの末尾に @6月1日 と書いてから、他のチェックボックス操作などを行うと、タスクをその日に先送りができるようにしました。
そうすると、アルゴリズム的に「ルーチンの名前は前」にしておいた方が失敗が少ない、という理由。
ただ、これはまあ「開発の都合」ですよね。
「予定の時刻」と「実績の時刻」を別物として書ける
もういっこ「機能的な理由」もあります。
これまたLLRの機能としては「start time」という「何時から始めようと思っているか」を書いておける場所があるんですが、「先にこの時間からやるつもり」という予定の時刻と、「実際にこの時間にやった」という実績の時刻を、両方きちんと残しておけるようになりました。
- [ ] 18:30 晩ごはん (30m) ← 18:30 は予定
- [/] 18:30 晩ごはん 18:34 - (30m) ← 予定18:30 / 実績18:34開始
- [x] 18:30 晩ごはん 18:34 - 19:00 (30m > 26m)旧形式だと、先頭の時刻が「予定」なのか「実績」なのかが見ただけだとわかりませんでした。新形式は、先頭はユーザーが書いた予定、末尾はLLRが書いた実績、と分かれます。予定と実績のズレなんかをAIに分析してもらう場合に、便利になる可能性がでてきます。
「見た目」もこっちのほうがいい
あとは、これはもう「主観的な理由」なんですが、チェックボックスのすぐ後ろに タスク名 が並んだ方が、なにをやるか、なにをやったかが見やすい。
これはもう「ごりゅごの主観」でしかないけど、まあある意味コミュニティプラグインとはそういうものでしょう。「私がよいと思っているものを作った」ので、それでいい。
そもそもObsidianのコミュニティプラグインはGitHubでソースも全公開されているので、今ならば生成AIを使って「自分で変える」ことも簡単にできる。
だからこそ逆に、ごりゅごはごりゅごがよいという形でこのプラグインを作っていくことをしていきたいと思っています。
その他の新機能
書式変更とは別に、既存のノートには影響しない追加機能もめちゃくちゃ入れました。今思いつく「私がほしい」は全部あります。
ただ、一個一個を人間が読んで理解するのは大変だし、その必要もないと思っています。コツは、AIにLLRのドキュメント(GitHubのREADMEや仕様書)の場所を知らせて読んでもらうこと。あとは「これってどう使うの?」と質問して使う、という路線でいいはずです。
以下、主な機能のハイライトだけ書いておきます。
`next_due` のないルーチンも毎日表示候補に入る
next_due を持たないルーチンノートも、毎日のデイリーに表示候補として出るようになりました。「雑に routine フォルダに投げ込んでおいて、毎日忘れないようにチェックする」という用途のための機能です。きっちり頻度を決められないけど忘れたくないこととか、「取りあえず明日考えよう」というものはノートにして、routineフォルダにおいとく。そして明日また考える。そういう、いわゆるinbox的な使い方にも対応しました(が、当然これは増えすぎるとあっけなく破綻するので注意が必要です)
ルーチンの先送り
ルーチンノートから来ているタスクに @0520 みたいなマーカーを書いておくと、next_due をその日まで進められます。「今回はやらない、次は20日からでいい」みたいなときに、テキスト上で予約しておけます。
`start_before` ルーチンの `@done`
早めにデイリーに出てくる start_before という機能があるんですが、このルーチンに @done を書くと「先回り完了」として扱えます。表示されている期間内でしか効かないので、勝手に消えていく心配はありません。
未来日のデイリーノートを開いても状態が進まない
未来日付のデイリーノートを開いて中身を確認することはできますが、ルーチンの状態が進んでしまうことはなくなりました。先回りでチラ見してうっかり進めてしまう、というのを防ぎます。(ほぼバグ修正)
チェックボックスを動かしたときだけ時刻のズレを直す
タスクを開始・完了したりチェックを押したりしたときに、時刻のズレをそっと直してくれるようになりました。逆に、何も操作していないのに勝手にノートが書き換わることはありません。動かしたときだけ整う、というつくりです。
過去のノートはどうなるのか
残念ながら、後方互換はありません。つまり、昔のデイリーノートは「そのまま」だとサイドバーの表示が崩れます。
また、一日の途中でプラグインを更新すると、その部分は変になるかもしれません。
が、そこも今の時代「簡単になおせます」
AIに頼んで過去のノートを新形式に揃える
LLR は生成AIと一緒に使うことを前提にしているツールなので、手元の Claude / Codex / Cursor あたりに頼んでしまうのが早いです。下のプロンプトをそのままコピーして、デイリーノートのフォルダなり過去ログのファイル群なりと一緒に渡せば動きます。
渡したファイル内のLLRタスク行を、新形式に書き換えてください。
デイリーノート、過去ログ、その他Markdownノートを問わず、タスク行だけを対象にします。
【旧形式】
- [x] HH:mm - HH:mm Name (見積もり > 実績)
- [/] HH:mm - Name (見積もり)
【新形式】
- [x] Name HH:mm - HH:mm (見積もり > 実績)
- [/] Name HH:mm - (見積もり)
ルール:
- チェックボックスの直後に タスク名 を置き、その後ろに時刻、最後に括弧の見積もり/実績を残す
- 先頭の時刻が「予定時刻」として書かれている行(例: `- [ ] 18:30 晩ごはん (30m)`)はそのまま残す
- 時刻を持たない行(`- [ ] Name` だけの行など)は触らない
- 行頭のインデント、チェック状態([ ] [/] [x] [-])、WikiLink、コメント等はすべて保持する
- タスク行以外(見出し、本文、コードブロック)は変更しない旧と新は時刻ブロックとタスク本文を入れ替えるだけなので、AIに頼めば一発で終わります。
リリースした段階では気がついていなかったことも、使っているといろいろ出てきます。今後も「変えたいことが出てきたら変える」という感じで、じっくりプラグインを育てていきたいと思います。
要望や感想などもいただければ嬉しい限りです。SNSやブログで紹介してくれるのも、めっちゃ歓迎いたします(そういうのが一番嬉しいしやる気が出る)
