2025年8月の振り返りです。
7月は「Padと文学の一ヶ月」の1ヶ月という印象でしたが、8月を振り返ると外付けSSD購入からの環境整備、という感じでまとめられそうです。
外付けSSDを追加購入
まず、わりと大きな環境整備のきっかけになったのが外付けSSDの購入でした。
2TBのSSDとケースを買って、あわせてだいたい2万円くらい。
元々500GBの外付けSSDは持ってたんだけど「音楽用」で使ったら、もう全然容量が足りない。
いや、今使ってる分だけで言えばそんなに必要はないんだけど、ローカルのストレージが少ないこともあって、全然余裕がない状態、と言えばいいのかな。
音楽系のソフトを入れると、どうしても外付けが使えない、ローカルにインストールが必要なものなんかもあったりして、そういうのを入れると、今度はMacの容量が足りない。
で、仕方なく写真アプリなんかを外付けSSDに移動させたりするんだけど、そうなってくると今度は外付けSSDの容量が足りねえ、なんてことになったりなどなど。
で、偶然にも7月に起こった停電で、Macが「セーフモードじゃないと起動しない」という状態になってしまったんですよね。
幸いにしてデータは問題なく復帰できたんだけど、その時にMacのデータがとんだら超面倒くせえな、ということを想像してしまったのです。
ちょっと前までは「データはだいたいクラウドにあるからすぐに復帰できる」だったし、今もそれ自体は変わってないんですが、最近は gemini CLIを使ってたりする関係で、ターミナル関連でインストールしているソフトが多い。そしてもうひとつ、ライセンス管理がくっそめんどくさい音楽系のアプリも増えてきた。
こうしたデータは「なくなってもなんとかなる」ことは事実なんだけど、いきなりデータが消えた場合、1日では復帰できない(しかも、放置できるわけでもない)ということに気がついてしまったのです。
ならば、既存のSSDは贅沢にTimeMachineバックアップ専用にして、新しいSSDを「音楽用」「写真用」に使ってやろう、と。
FinulcutでCutする
で、これに乗じてついでにふと「動画の切り取りにFinul Cutを使えばいい」ということを思い出したのでした。
当時3万円くらいで購入して、使った期間は数ヶ月という、ちょうもったいないソフト。これが再活躍してくれてありがたい限りです。
使い道としては、セミナーのアーカイブ動画とか、Obsidianの全技術シリーズの「切り抜き」がメインなんですが、これまでに比べたら100倍くらい快適になりました(これまでは、写真アプリor QuickTimeで動画の切り抜きをしていて、微調整がめちゃくちゃ面倒だった)
あとは、自分用の「音楽で教えてもらったこと」をトピックごとに切り抜いて整理する用。
まあ、普段の動画編集っていうか、これが便利になったから「めっちゃ快適」って思ってるだけかもしれません。
音楽に関しては、Zoomで教えてもらった内容を、毎回全部振り返って、さらに「覚えよう」と思ったことは必要な部分を切り出して、何回も繰り返し見て、真似をする。
(家でスロージョギングをしながら動画を見返すことも多い)
なんて立派な生徒なんでしょう、って自分で感動するくらい、音楽に関してはまじめに向き合っております。
結局わかったのは、たくさんのことをやろうとするよりも、ひとつのシンプルなことをとにかく徹底的に繰り返すこと。これこそが上達の秘訣であり、これは音楽に限らず「Obsidianの使い方」でも同じことが言えるのだと確信するようになりました。
Finulcutは、とにかく膨大なキャッシュを作って、コマ落ち発生率が超低く、書き出しも超早い、というすごいソフトなんですが、数GBの動画を編集するだけで500GB程の容量を使用するという、ストレージに関しては地獄のような挙動を見せるソフトです。
2TBのSSD買ってなかったら絶対まともに使えんかっただろうなと思うけど、編集時の負荷の低さなどは確かに本当にすごい。とにかく快適ではある。
Podcastもやり方変更
そして、外付けSSDを購入したこととは直接は関係ないんですが、Podcastの編集に再びMacを使うようになりました。
これは、どっちかって言うと「趣味としての音楽スキル獲得」のために「声」を上手く処理する練習、みたいなイメージ。
趣味と実益をかねた、最高に天才なアイデアだと自分で自分のセンスのきらめきに感動しています。
理論上は確実に「よい音」になるはずなんだけど、そうでもないところが、難しいし、おもしろいですね。
ちょっとパラメーターいじるだけで、声の「感じ」というのがすごく変わる。
まあ、Podcast自体もかなりは趣味みたいなものなんですが、それを言えばObsidianだって趣味だし、ナレッジスタック含めて、こうやってなにか文章を書いてるのも趣味。
違うのはどのくらい金銭的価値を生み出せているか、というくらいで、どれもちゃんと楽しんで生きていきたいですね。
趣味としてのObsidian Bases
そしてもうひとつ、趣味としておもしろがれているのがObsidianの新しい「Bases」というやつ。
Obsidian「Bases」でなにが出来るのか - by goryugo - ナレッジスタック
新しく、タスク管理&やったこと表示、みたいなのを実験してみたり
読んだ本リストを表紙付きで表示させる、ってことをやってみたりと
いや、それNotionでやればいいやん、みたいなことを色々と実験して遊んでいます。
なんだかんだこういう仕組みを作るのってやっぱり好きで、やってて楽しくて、久しぶりに「Obsidian Basesでなにができるのか」というのはいろんなことを熱中して実験できています。
自分的にも、かなりの部分が「整理のための整理」であって、本質的に役立たないことである、ということも理解はしているつもりなんですが、それは「俺の仕事」でもあるからええんや、と自分に言い聞かせています。
色々実験してみた上で「楽しいやつ」と「役に立つやつ」を見極めて、ニュースレターで紹介する。
これは、自分的には「得意」だと思っているので、こういう実験は趣味だけど「仕事」なのです。
ちなみに、Bases実験の途中経過をちょいちょいDiscordで発表するようにしていますので、よかったらリンク先ページの最下部からDiscordにご参加ください。
リクエストとか質問とかいただければ、今後記事を書くときにも参考になってとてもありがたいです。