ナレッジスタックPodcast、今回のゲストはいいだつとむさんです。
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今回は、主に以下のようなことを話題にしました。
コロナ禍をきっかけに「なにかしよう」と思い立ち読書会に参加
読書会で発表するためにObsidianが役立つのではないか、と考えた
学ぶためにObsidianを使い始めた
半年くらいObsidianの使い方で悩んでいた
自分のことばで書くというのがよくわからない
Kindle ハイライトのプラグインが解決の最初のきっかけ
ハイライトを集めたら読書会で発表できる!
これをどう活用するかが自分なりの使い方になるはず
ハイライトを集めただけでは発表できなかった……
楽をして集めても、わかった気になるだけ
ノートをキーワードでつなげるにも、素材が足りない
まずは、たくさんハイライトを集めよう
半年間はたくさんハイライトをしていた
Pouhon(ぷーおん)「スクロールしない範囲でノートを作ろう」
Kindleハイライトを、小さく分けてみよう
1章単位でメモを再構成してみよう
ハイライトに手を入れると自然に読み返すことになる
ハイライトは章の見出しなどをつけてくれない
自分で見直しながらまとめなおすことになる
単純に本に触れる時間が増える
だんだん「わかる」ようになってくる
自動で整理できても、わかるようにはならない
自分のことばで書くのではなく書いてあったことを整理する
これならそこまで難しくない
そんな感じで月に2〜3冊の本を整理していった
Make MDプラグイン
好きなデータを抜き出してテーブル上にノートが並ぶ
Dataviewより「簡単」
ノートタイトルを自動で付ける(ユニークノートプラグインをオン)ので、タイトルが見やすくなるようにしたい
”あんまよくわからんけど外せなくなるくらいは使っている”
デイリーノートは合わなかった
デイリーノートに書いたものをまた整理するのは嫌だ
新しいノートも、タイトルを付けるのが嫌だ
デイリーノート使わない+ユニークノートプラグインでの運用
何度も断続的に試したけど、結局今は不要と判断
記録的なものはずっとLogseq
Obsidianは勉強する場所
タスクやログを残す場所ではない
読書をまとめるためにしか使わない
見えないからいい、っていうわけではない
Logseqは処理をしていくだけの場所
なにかを産み出すわけではない
その違いがある
Logseq暦は3年以上
アウトライナーをずっと使っていた
かーそる2021年7月号に出てきた「読書ノートでパーソナルデータベースを作る」からの影響
目的がないとノートのモチベーションが続かない
アウトライナーを使っていた頃は目的がなかった
今は読書会で発表するという目的がある
なにかはじめようと思って楽しそうだったのがブックカタリスト
場に入ろうと思うと、発表しないといけない!
ご:強制ではないけど、いいださんはそう思った様子
別に失敗してもいい、という雰囲気があった
一歩が踏み出せたら、一気に面白くなる
なんで緊張してたのかわからなくなる
読書会に参加したら読書が楽しくなった
それまでは、1ヶ月に1冊読めば多い方
丁寧に読むほど、読みたい本が増えていく
新刊情報も目に付くようになってくる
発表がきっかけでさらに面白くなっている
月に10本か20本くらい映画を見る
映画を見るのは映画館
2024になってちょっと減ってこの数字
かつて多い時は毎日見てた
10年20年こんなペースで映画を見ている
読書の面白さと映画の面白さは似ているのか?
小説を読まないからなんとも言えない
映画を理解する時には、西洋の文化や哲学が役に立つことはある
ただし、そういう目的で読書しても楽しくない
偶然知識が役に立ったのが嬉しい
見た映画を記録に残したいとは思わない
言葉で表現されていないものを言葉にしたくない
発表しないから残さないだけかもしれない
ブログをやろうとは思わない
誰が見てくれるかわからない
発表はリアルに聞いてくれる人がいるのがいい
文字での発表はまだ躊躇しているのかもしれない
ごりゅごがギターを弾いているのと、映画を見るのは近いのでは?
ご:ものすごく腑に落ちた!
言語意外でなにかを共有したい
年齢と共に自然体で、変化を受け入れられるようになった
10年若かったら、デイリーノートにこだわってObsidianを使わなかったかも
Obsidianを使うコツ
手段であって目的ではない
何をやりたくて使うのかを明確にする
気に入らないならやめてみればいい
デイリーノートは気に入らなかった
やめたことは後悔しない
今後使う可能性も否定しない
いろいろなことを実験してみるといい
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ごりゅごの感想
いいださんは、ごりゅごがやってるもうひとつのPodcastブックカタリストで開催している読書会の常連の方です。(ほぼ全部?参加してくれてる)
ごりゅごのイメージでは、めっちゃいっぱい本読んでて、めっちゃいっぱい映画見てる人、って印象だったんですが、どうも本をたくさん読むようになったのは読書会に参加するようになってからとのこと。
こういうのは、ちょっとでも役に立ててる感じがして嬉しいですね。
Obsidianの使い方的には「デイリーノートが性に合わん」というのが非常に興味深かったです。今や自分自身がなんの疑いもなくデイリーノートを使いまくっていて、なんの疑いもなく色々な人に勧めている中、そういうのがあわない人もいる。
頭ではいろんな人がいることはわかってるつもりでしたが、こうやって面と向かって多用な好みを知ることが出来るのはとてもありがたいことです。
そして、月に10本も20本も映画見てるいいださんに「ごりゅごさん毎日ギター練習してるでしょ。映画見てる時間はそれより短いですよ」みたいなことを言われて、これまた自分の視野の狭さ、みたいなのに気付かされたのでした。
やっぱり、いろんな人から話が聞けるのは、いいことが多いですねえ。
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