4月になりました。
日本に住んでいると、1月に新年の気分を味わえるだけでなく、4月もまた「新しい年」の気分が味わえますよね。
ごりゅごはこういう機会を存分に「自分に都合のいい方向」に活用したいと思っています。
なので今回は、せっかくなのでこれまでやってきたことを整理をしようと思い立ち、これまでのごりゅごの「仕事じゃないこと」の進捗などを改めて整理してみます。
その前にまず最初にお知らせなんですが『アトミック・シンキング実践テンプレート』の初期バージョンのリンクと、その他お知らせなどを予約購入していただいた方にお送りいたしました。
Obsidianでアトミック・シンキングを実践するためのテンプレートを作りました - by goryugo
もし現段階で、予約したけどメールが届いていない、という方がいらっしゃれば、このメールへの返信でその旨お伝えください。(softbankのアドレスでご購入いただいた方と、もう一名、おそらくgmailのアドレスを間違えて登録された方がいらっしゃいます。お二方へのメールはエラーで届いていないと思いますので、gmail.comからのメールを受け取れるアドレスをお知らせください)
事前予約は一応3月で終了し、準備ができ次第別の場所(note.comの予定)で、販売をしていきます。
予約購入価格は本当は3月までなんですが、以下のリンクでまだ決済できるうちは予約価格でご利用いただけます。別プラットフォームでの販売を開始したら、下記決済ページはご利用できなくなります。ご了承ください。
4/8 予約販売は終了しました。noteにてワークシートがご購入いただけます。
→『アトミック・シンキング実践ワークシート』というObsidianのテンプレートを作りました
ということで、ここまでが事務的な連絡。
以降が、ここ最近のごりゅごの「仕事じゃないこと」が今現在どんな感じになっているのか、という話です。
ちょうどいい機会だったので、これまでのナレッジスタックで書いた記事をザッと振り返り、ごりゅごの趣味的なことはどんなことをやってきたのかをまとめてみました。
趣味の変遷(2021〜2025)
2021年のはじめごろにナレッジスタックというニュースレターをはじめたころは、ごりゅごの趣味と呼べるものは「勉強の仕方を学ぶこと」だけでした。
ここで、Ankiを軸にした学び方を知り、Obsidianの使い方を試行錯誤し、自分的にもけっこう「学ぶことそれ自体」が得意になってきたかなあ、と感じるようになりました。
例:💭Ankiデッキのカスタマイズの基本と、普段どんなことをどのくらいやっているかという話
そして、なにかを学ぶことに上達できたことで「やればできるようになる」という自信が生まれ、その自信のおかげでいろいろなことに興味を持ち、実際に自分でやってみる、ということが得意になっていきました。
2023年
まず1つの大きな転機になったのは、2023年5月に20年ぶりにギターを弾きはじめるようになったことでしょうか。
そして、こういう勢いにのって9月は万年筆習字に挑戦。
10月は、万年筆の影響でもう一段階アナログに回帰して「紙をノートに貼る」ということを趣味として開始しました。
趣味ではないですが、キャンピングカー旅行なんていう新しいことも手を出すことができました。
キャンピングカー旅行で一番印象に残ったのは「コンビニの肉まん」
2024年
2024年には、こうした趣味を通じて「仕事で成果を出すことが人生の大きな目標だ」みたいな価値観を見直すことができました。
そして、3月には「トラベラーズノートがカッコイイから使いたい」という理由で紙の手帳を使いはじめて、
さらに4月になって「手帳を使わないのがもったいないから」という理由でお絵かきの練習をはじめてみています。
さらにそこから勢いに乗って「色塗り」もはじめてみる。
お絵かきは2024年のメイントピックの1つで、こうやってけっこうマメに途中経過を報告したりもしていました。
省略され視覚化された情報によって「だいじなこと」が記憶に残りやすくなる
長く続けるためには無理しないで続けられる自分なりのペースを見つける
そして、2024年にはもう1つ「プリズナートレーニング」という名前の筋トレを始めています。
「習慣化が得意」なのは性格ではなくスキルとして獲得できるのではないか?
この辺のフレーズは、今振り返ってみても「おれなかなかいいこと言っとるやん」と思います。
習慣、習慣化、習慣を作るということばを聞くと、勝手にできてしまうもの、自然にそうなってしまうものみたいなイメージが強いのですが、自分で意識してよいと思う習慣を作りあげることができるようになることって、かなり「スキル」として身に付けられることが多いんじゃないだろうか?
うまく習慣化できないのは、素質がないなわけではないし、性格が不向きなわけでもない。もちろん、習慣化できるかどうかに意志が強いか弱いかなんて関係があるわけがない。
なにかを習慣化できるというのは、言語化して、練習して身に付けられる「スキル」の要素が多分にあるのではないか。
この辺りは、現在の『アトミック・シンキング実践ワークシート』にも受け継がれている考え方ですね。
2025年
そして、2025年の一番大きな変化が「パッド」の練習を始めたこと。
厳密にはパッドは2024年に購入してて、2024年末から多少練習をしてたりもするんですが「2025年から練習を始めた」にしとくとわかりやすいからそういうことにしています。
そして、今現在やってるのがTシャツを作る、というやつ。これに関しては、自分的にも「1回やってみればいい」と思っているので、1着完成させられたらそれでおしまいの予定です(まだ完成していない)
手を動かして形にすることを意識したら洋服を作ろうと決断することになった
現在の状況
ここまでにでてきたものをまとめるとこんな感じでしょうか。
Ankiアプリ
ギター
万年筆習字
紙の手帳
水彩絵の具でのお絵かき
プリズナートレーニング
パッド(Launch Pad Pro, 64Pad)
それぞれ今現在どうなっているのか簡単にまとめます。
Ankiアプリ
まずAnkiアプリ。これは、最近は全然触ってません。今確認してみたら、2024年からもうほとんどアプリを起動してなかったみたいです。
自分が英単語を覚えようと思った大きな理由が「NFLの英語放送をそのまま楽しみたい」だったんですが、ある程度慣れたら「わからなくてもわかる(わからないことが気にならない)」という状態になってしまったんですよね。その辺が結局モチベーションを保てなかった理由かも。
まあ、一応NDSLとかは1通り学習はできたので、英単語的な話で言うと十分学べた、と思います。
ギター
次が、2年前に始めたギター。これは、パッドが超楽しくなった2025年の1月後半から、まったくもって触らなくなってしまいました。これは「音楽を楽しむ手段がギターからパッドに変わった」というだけで、ギターをやめたとかやらなくなった、という感覚はないかなあ。
ギター自体はそれなりにかさばるし、触らないままで存在するのももったいないので、これらの機材は来年くらいになったら改めてどうするか考えてみようと思ってます。とは言え、音楽を「作る」となると、ギターっぽい音はまだまだデジタルでは再現が難しいから、やっぱりギターは残しておいた方がいいよなー、とかいろいろ悩んでます。
手書き全般
そして次は「書くこと全般」について。万年筆の習字、紙の手帳、水彩絵の具のお絵かきなどですね。
これらは自分の中で「手書きで文字や図を書く」という習慣として定着しました。
水彩絵の具でお絵かきするのはしばらくやってないけど、気が向けばまた自分が手帳に書いた絵に色塗りするとかはやろうかな、と思ってます。ギターと違ってかさばる道具でもないし、今は引き出しの中に丁寧にしまってあります。
プリズナートレーニング
そして次がプリズナートレーニング。これは今でもずっと続いていて、人生の中で最大に近い優先度を付けて取り組んでいます。今は、BIG6と呼ばれるものを1日1個ずつ、1週間で6種目こなす、というサイクル。
実際に時間を計ってみると、1日に使ってる時間はだいたい15〜20分くらい。(セット間の休憩などを含む)
毎日やろうとすると、きちんと意識しないと時間の確保が難しい時間の長さではあるんですが、それでもその程度の時間で明確に効果は出てる(できることが増えてるし、体型も少しずつ変わってきた)ので、十分すぎるくらい価値の高い時間の使い方だと思ってます。
また、ナレッジスタックではまだ書いてないんだけど、プリズナートレーニングをきっかけにして今は新しく「散歩」も習慣になっています。この散歩も、単純にけっこう時間を使うんですが、散歩のおかげで脳内が整理されて、これまで以上にたくさん「書く」ことができるようになってきている感じがしています。これに関しては、また別の記事で整理したいと思っています。
おそらく今、プリズナートレーニングは「人生でいちばん役に立つ趣味」になってると言えるかなあ。健康維持を目的にしてしまうと、やっぱりどうしても「つまらない」
だからあくまでもプリズナートレーニングは「趣味」
そうやって考えているのも、長続きの秘訣なのかもしれません。
パッド
そして最後が「パッド」です。
これはもう、この2〜3ヶ月で明確に人生の中心になりました。ありとあらゆる巡り合わせによって、自分がやりたかったことがついにできるようになってきている。40年以上生きてきて、もう明確に今が一番音楽が楽しい。
しかもこれ、趣味として楽しいだけでなく、この練習過程で学んだことというのがナレッジスタックのコンテンツ作りにもめっちゃ役に立っています。
できなかった段階から、どうやって「できる」ようになっていくのか。自分が体験したこの過程、楽しさというのは、自分がデジタルノートを教えることを考えた時に応用できることがめちゃくちゃいっぱいありました。
プリズナートレーニングとパッド練習から得られた経験は『アトミック・シンキング実践ワークシート』にもめちゃくちゃ役立っていて、これはなんていうかやっぱ「遊ぶことの重要性はここにあるんや」ということを改めて思い知らされたような気がしています。
まとめ:大人の趣味の始め方
結局大事なのって、あらゆる趣味をどれだけ「真剣に遊ぶか」だと思います。
もちろんダラダラする時間というのはとても重要だし、自分もしょっちゅう夜にお酒を飲みながらダラダラしています。
でも、ダラダラするという娯楽とは別に、きちんと「真剣に遊ぶ」時間を設ける。
そのためにはまず、なにか遊べそうなものが見つかったら、可能な限り「やってみる」という選択をする。どんなことも一度くらいは自分でやってみるようにしたら、遊べそうなもの、興味を持てることは以前よりも明確に多くなりました。
そして、興味を持ったことに手を出してみて、それを面白いと思ったならば、大人ならではの知力と財力をフル活用して、全力で上手に学ぶ努力をする。ほとんどのことは、できないよりできた方が嬉しいので、できるようになるための努力を喜んでやるし、頼れる人がいるならば頼る。
自分の場合、はるなさんというパートナーの趣味に興味を持つことが多く、はるなさんから教えてもらったことはいっぱいありました。音楽に関しても、ウェブ経由で「この人の言うことなら間違いない」って思える人を見つけることもできました。これはもう間違いなく運が良かったとしか言えないような出会いです。
自分が運がいいということは間違いないと思うんだけど、でも自分は運のよさだけに甘んじず、運の良さをきちんと生かしたという自負はある。
考えてみると、誰かに頼るとか、真剣に遊ぶとか、こういうのって大人になると案外難しいことだったりもするんですよ。
でも、ほとんどすべての場合、誰かに頼れば早く楽しめるようになる。真剣に遊んだ方が、早く技術は上達する。なので、恥ずかしがらず、ちょっとだけ一歩前に踏み出してみる。そうしたちょっとした勇気というのが、大人になってから人生を楽しむ秘訣ではないかと思います。
『アトミック・シンキング実践テンプレート』をご購入いただいた皆さん、是非一歩踏み出して、Discordに投稿してみてください。
いい意味で、全員が「顔も知らん他人」です。でも、他人に見られることを意識して「書く」と、それはモチベーション維持の観点でも、文章の上達という観点でも、めちゃくちゃ効果が大きなことになるのです。
興味を持ったら、大人ならではの知力と財力を活用
頼れる人がいれば、積極的に頼る
楽しみながら上達を目指す
まずは「やってみる」という一歩を踏み出す
こんなことを是非意識してみてください。